足元を踊る色とりどりの落ち葉や頬を刺す冷たい風に、晩秋を感じる季節となりました。今回は,2か月に1回行っているクッキングで,食材の名前や特徴を知ることや職員の手本を見ながら一緒に調理に取り組むことをねらいに,お好み焼きを作りました。また,今年度は,めばえの畑にサツマイモを植えましたが,葉っぱもすくすくと伸びりっぱなサツマイモが育ちました。
まず初めに,材料(粉,出汁,キャベツ,肉 など)を入れたボウルを,全体が混ぜ合わさるよう泡立て器を使い混ぜる工程を行いました。ボウルが動いて材料がこぼれないよう,最初は非利き手でボウルを支えることが難しく,混ぜることに必死な様子の子どもたちでしたが,職員が手本を提示しながら非利き手でボウルを支えるよう促すと,1人でボウルを支えながら材料を混ぜることができました。少しずつ,形状が変化していく様子を確認することができるよう,職員と一緒に匂いや形などを確認しながら取り組みました。
次に,いよいよ最後の焼く工程です。職員がホットプレートを使い子どもたちの前で焼きました。焼くにつれて,美味しそうな匂いが漂い,ついよだれが出てしまう子どもや早く食べたく待ち遠しそうにしている子どももいました。お好み焼きが焼けると,ソースやマヨネーズ,鰹節など,好きなソースを1人ずつ選択し完成することができました。実際に食べてみると美味しかったようで,子どもたちから進んで食べたり1枚丸ごと口に頬張ったりなど,ぺろりと完食する子どもたちでした。
今後も,クッキングを通して,食への意欲を高めたり様々な食材に興味をもったりすることができるよう活動を行っていきたいと思います。 (大坪)