今回,乾燥したものと茹でたものの違いを感じることをねらいに,マカロニあそびを行いました。
始めに,乾燥したマカロニを提供し,様々な形に気付いたり,硬さを確かめたりしました。
職員が「ギュって,つぶせる?」と尋ねると「できない!」「硬い!」など様々な感想を伝えてくる中,棒状のパスタは手で簡単に折れることに気付き「折れた!」と嬉しそうに声を上げる子どももいました。
次は茹でたマカロニの提供ですが、おままごとセットの鍋やコンロを使いながら実際に料理をしているように見立てて提供すると,子どもたちのワクワクが高まったようで机から身を乗り出し「なに?なに?」と興味津々です。
さらに乾燥したものと茹でたもの,それぞれをおままごとの鍋に入れて音の違いを確かめると「カチカチする。」「音がしないよ。」などそれぞれ感じたことを表出することができていました。
最後は,子どもたち自身が思い思いにあそび始め,乾燥したものと茹でたものの大きさや色の違いを確認したり,フォークを使って上手にからめ取り,食べる真似をしてみたり。紙コップにたくさん詰めて,パフェのように仕立てる子どももいました。
自由にあそぶ中で「見て!見て!」と子ども同士で見せ合ったり,職員とおままごとをしたり自然とやり取りがうまれ,また子ども自身が意欲的に,楽しそうにあそぶ姿が印象的でした。今後も子どもたちが夢中になり,楽しめるあそびを提供できるよう,創意工夫していきたいです。(平川)