晴れたり雨が降ったり、天気の移り変わりが多いこの時期。室内や戸外に関係なく,子どもたちは汗ばみながらも日々色々なあそびを楽しんでいます。今回は,2人1組のペアになって友達とペースを合わせることを意識してゴールし,達成感を味わうことをねらいに,室内でサーキットに取り組みました。
「2人でどうやってサーキットするの?」とハテナを思い浮かべる子どもたち。支援者の手本をよく見て,サーキットするときのルールを集中して聞くことができました。今回の協力サーキットは「進む時は2人で手を繋ぐこと。」,「進むときは2人で“せーの!”と合言葉を言ってから進む。」,「必ず2人一緒にゴールできるように友達とペースを合わせる。」の3つのルールでした。ルール確認後,支援者からのペア発表がありました。誰とペアになるのか気になり,そわそわしていた子どもたちでしたが,発表後はお互いに「僕と一緒だね。」,「嬉しい!」と微笑ましい会話が聞こえました。
いよいよ1ペアずつサーキットに挑戦です。「風船運び」,「手押し車」,「手を繋いで平均台渡り」の順番でサーキットに取り組みました。最初の風船運びは「簡単だね!」と笑顔で取り組んでいましたが,手押し車では「○○くんの足,重たーい!」,「難しいね。」と苦戦している様子もありました。足の持ち方を確認し,合言葉を促すと「せーの!」と力を振り絞って平均台の前まで進むことができました。最後の平均台では,怪我をしないようにゆっくり友達の足元にも注意して歩幅を合わせてゴールすることができました。
ゴール後,ペア同士でハイタッチをして喜ぶ姿がありました。今後も,様々な活動を通して友達と協力する大切さを味わうことができるよう支援していきます。
(木下)