6月梅雨真っ只中、今にも雨が降り出しそうな空でしたが、皆さんで紫陽花見学に行って参りました。
慈眼寺の紫陽花ロードは青色が少し色褪せてきたものの、公園の一画にある株はまだまだ色鮮やかで、
比較的少ない紫色の大輪が雨を弾いて深い色合いを見せてくれました。
最近は新型コロナウイルスの影響で、皆さんが楽しみにされている施設外活動も儘なりません。
そんな中、一時間足らずでしたが季節の花を愛で、「せめて帰るまで雨を降らせないで!」
とばかりにてるてる坊主を手に、皆さん本当に素敵な笑顔で散策されていました。
日頃活動室の中だけで過ごされ、昼食後の園庭散歩だけが外気に触れる時間という方もいらっしゃいますが、
その方も花を隣に記念撮影をすると、それはそれは華やかな笑顔を見せてくださり、
思わず「まぁ綺麗!」(利用者さんがですよ)と、我々職員も声に出して言っていました。
少し元気が無くて気掛かりでしたが、花々は大いに癒しになるようで、やはり自然の力って素晴らしいですね!
他の利用者さんも花に寄り添ったり、珍しくご自分から「写真を撮って」と言われたり、
短時間でしたが満喫していただけたようです。
平穏な日常が、一日も早く戻っているといいですね。