5月にお誕生日を迎えた方はお二人でした。
お二人とも80代で、独りで生活される元気な女性利用者さんです。
昔から「4月・5月生まれの人は頭が良い」と言われるように、お一人はとても読書好きで、
活動の合間にも本を手放さず、読み終えると職員にプレゼントしてくださいます。
そしてもう一方は毎日買い物に行き、メニューを考えながら自炊され、「料理の上手な女性は頭が良い」
という言い伝え通り、いこいの丘のクッキングでもいつも職員を手助けしてくださる強い味方です。
お二人には節分の時の『赤鬼とお福さん』から、「益々福が来ますように!」とのメッセージカードをお渡しし、
手作りケーキでお祝い。
節分で『赤鬼とお福さん』に扮した男性職員を思い出されたのでしょうか、目頭を押さえておられるので、
感動されて泣いているのかと思いきや、おかしさに笑って涙が止まらないようでした。
そりゃそうです。お福さんに至ってはみんなにボールをぶつけられ、「これで本当に福が来るのだろうか?」と
疑ってしまうような様相といで立ちでしたものね。「笑われてナンボの仮装」ですから許してくださいね!
そして料理上手な利用者さんにはもう一つ嬉しいことがありました。
県外におられる御長男から、母の日に素敵な花束のプレゼントです。全体に淡いピンクの色合いで、
その利用者さんのような優しい花々でした。
その方のお宅には毎朝夕訪問に伺いますが、毎日水を替えられ10日経ってもなお、殆どの花が残っており、
とても大切にされていて嬉しかったんだなぁと伺い知ることが出来ました。
今月主役のお二人にはご自慢の息子さんと娘さんがおられ、とても幸せそうです。