そら ストロー

2月も本日で最終日となり,昼間はポカポカ天気でだんだんと春の訪れを感じられるようになりましたね。今日は子どもたちにとっても身近なストローを使った活動を行いました。

普段はジュースを飲むとき等「吸う」ものとして使用するストローですが,本日は「息を吹く」ことを目的として活動に取り組みました。まずは,ストローを使わずに息使いの確認を行いました。「ふぅーってできるかな?」という声掛けと共に手本の提示を行うと,上手に職員の真似をする姿がとても可愛らしく思いました。息使いの確認を行った後,ストローからティッシュを目掛けて息を吹き掛けてみました。ほっぺたを丸くしながらたくさん息を溜め込むと,ティッシュがなびく程に強く息を吹くことができた子どもたちでした!

次に,サラダ油を塗ったトレーに絵の具を垂らし,ストローを使って吹いてみました。様々な色の絵の具を提示すると「赤色がいい。」「青色もやってみたいな。」と好きな色を教えてくれた子どもたちです。好きな色の絵の具に向けて息を吹いてみると,コロコロと絵の具が動いたり2つに分かれたりする様子に「すごーい!」と驚いた表情が溢れていました。息を吹くことを通して,言葉の発達に繋がったりうがいなどの日常生活動作の獲得に繋がったりすると言われています。また,息を長く吹くことはお腹に力を入れる必要があります。長く息を吹き続けることで肺活量が上がり,運動等に必要な体力の向上にも繋がると言われています。

最後に,吹き絵に取り組んでみました。黒の画用紙に好きな色を垂らしストローで拭き掛けると,絵の具が流れるようにして描かれていきます。息を吹く強さや角度等によって,自由自在に絵の具が動く様子に夢中で取り組む姿があり集中力の成長も感じられる一面でした!

 

本日はストローを使用した活動でしたが,その他にも様々な身近なものに触れながら新しい発見に繋がるような活動を考えていきます。今年度も終わりに近づいてきましたが,まだまだこれからも元気いっぱいなそらグループの子どもたちと,あそびを通して「楽しい!」を一緒に感じていきたいと思います!(網谷)