漬物とぜんざい

利用者の方からご自宅の畑で採れた株をいただきました。

という事で、新鮮なうちに今日は皆さんで漬物作りです。「いこいの丘はいつもクッキングを

している」なんて羨ましがられそうですが、これは大事な活動なんです。

レクリエーションやゲームでも確かに楽しんでいただけますが、料理や家事は皆さん長年

熟されてきた事(男性利用者でも料理が得意な方もいらっしゃいます)、今はあまり台所に

立つことが無くなっても、食材や調理器具を手にすると人が変わったように慣れた手さばきを

見せてくれます。表情も引き締まり、「きっとこんな風に長年ご家族のために食事を作られて

いたんだろうなぁ」と想像されます。

高齢者の方にとって、「私がやらねば!」と誰かの役に立つという使命感達成感がとても

重要であり活力の素になると度々耳にします。

今日も「みんなで3時のおやつに食べてもらいたいのでお願いします」と伝えると、数名の

女性利用者さんが集まってくださり、あっと言う間に株の浅漬けの出来上がり。

翌日良い塩梅に漬かった漬物と、それに合う甘味のぜんざいを作りました。

白玉をお餅代わりにし、寒い日に有り難いあったかおやつを皆さんで堪能しました。