ご家族の皆様と一緒に普段の療育を通して,支援者が発達のために意図していることをお伝えする場として親子療育を行いました。今回はご家族の方々含めての13名で魚釣りゲームを行いました。
はじめに,魚の型紙に色を塗ったりシールを貼ったりしてきれいな魚の模倣を作り,はさみで切り取ました。それぞれ指先の巧緻性の段階を知ることなどを目的としており,子どもたちの動作一つひとつに成長を感じていただけたのではないかと思います。親子一緒に製作をする中で自然と「上手にできたね。」「可愛いお魚だね。」など語り掛けるご家族の姿が多く,普段のご家庭での関わりが充実していることを感じさせていただきました。
魚釣りでは,事前に水に触らないことや順番を守ることを確認してからゲームを始めました。集中して取り組みつつもお友達と順番に道具を使ったり親子で協力して釣ったりして楽しい時間を過ごすことができました。
今回療育活動の中でお伝えした,支援者が日頃行っている支援の目的や工夫を少しでもご家庭で取り入れていただけたら嬉しく思います。お忙しい中ご参加いただきましてありがとうございました。今回はご都合の合わなかった皆様につきましても,また親子療育の機会を設けたいと思いますので,次回のご参加をお待ちしております。(玉利)