残暑厳しい9月、まだまだ暑い日が続いていますが、にじぐみの子ども達は毎日元気いっぱいです。
今回はSSTゲームの活動に取り組みました。
SSTとは,「ソーシャルスキルトレーニング(社会生活技能訓練)」の略で、対人関係や社会生活を送る上で必要となるスキルをグループで学び、実践するトレーニングです。ロールプレイやゲームなどを通して、自分の気持ちを伝える、相手の話を聞くなど、具体的なスキルを繰り返し練習し、日常生活上の困難の解決や自立を目指します。

上の写真は,支援者が提示した絵を見て、どんな気持ちかをみんなで考え、手持ちの表情スティックで意思表示をしているところです。この活動に正解はありません。絵を見て「どんな気持ちだろう?」と考え、表情まで考え表示することで、相手の気持ちに意識を向けたり気付いて対応したりする練習ができました。

その後、ワークシートを使用して、怒っている気持ちの顔は?驚いている気持ちの顔は?など、①~④の課題に合わせて、該当する絵に丸を書き込みました。
SSTゲームの活動は、これまでも何度か取り組んでいますが初めの頃と比べて、自分で考えながら記入している姿が増えました。あそびや友達同士のやりとりの際にSSTで学んだことが活かされ、相手の表情に気付いたり適した言葉を返答したりすることができるよう、今後も、様々なSST活動を重ねていきたいと思います。
(川﨑)