今回は,色を認識し正確に聞き取って動いたり周囲に合わせて動いたりすることをねらいとして,パラバルーンあそびを園庭で行いました。
まず初めに,色を認識したり聞き取って動いたりすることができるよう,色あそびに取り組みました。子どもたちは指定された色を記憶し,自分の色が呼ばれないかそわそわしながら聞いていました。そして自分の色が呼ばれると素早く聞き取って移動することができました。
次に,周囲に合わせて行動したり他者を意識した行動をとったりすることができるよう「せーの!」の掛け声に合わせて,みんなで力を合わせてパラバルーンを持ち上げました。一気に空気が入り地面に色が映るパラバルーンの様子を見て目を輝かせる子どもたち。「すごーい!」や「動いてる!」と発言しながらパラバルーン動かすことができました。
更に,力のコントロールに繋がるよう,パラバルーン上でのボール転がしに取り組みました。ボールが落ちないように転がすことは,腕や手を使って力をコントロールしながら取り組む経験に繋がります。
初めは,ボールを落ちないように転がすことが難しい様子がありましたが,回数を重ねる度に上達し,徐々に調整しながら落ちないように動かすことができました。
最後に,自信や達成感に繋げることができるよう,できたことについて振り返りました。
1つの活動の中に,五感を刺激することができるような内容を取り入れることで,子どもたちは様々な感覚を楽しみながら取り組んでいます。これからも子どもたちに寄り添った支援を行うことができるように関わり声掛けを行っていきます。
(中野)