今回は, 様々な楽器に触れて音楽表現を豊かにしたり周囲に合わせて取り組んだりすることや聞き取る力を高めることをねらいとして,楽器あそびに取り組みました。
まず初めに,楽器の音の違いを知ることができるよう,楽器当てクイズに取り組みました。子どもたちは目を閉じ,静かに聞いています。そして音が聞こえると素早く「タンバリンみたいな音がする!」や「鈴かな?」等音から楽器を想像して答えてくれました!
次に,聞き取る力を高めることができるよう,支援者がハンドドラムをたたいた数を聞き取り,聞こえた数だけ楽器を鳴らすよう促しました。集中して音を聞く子どもたち。音を聞き終わると「3回叩いていたから3回鳴らす!」と発言したりしながら同じ数だけ音を鳴らすことができました!
更に楽譜に合わせて楽器の演奏に取り組みました。お友達と演奏することは周囲に合わせて取り組む経験に繋がります。
初めは,リズムよくたたくことが難しい様子がありましたが,回数を重ねる度に上達し,最後にはみんなで音を合わせることができましたよ。
最後に,自信や達成感に繋げることができるよう,使用した楽器や頑張ったことを振り返りました。
1つの活動の中に,様々な刺激があり,子どもたちはそれを感じ取っています。今後も子どもたちの成長に繋がるよう,多方面から働き掛けていきたいと思います。
(中野)