ほし 協力サーキット

食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、実りの秋…楽しみの多い季節がやってきましたね。

今回は,他児と協力したりペースを合わせたりすることをねらいに協力サーキットに取り組みました。まず,支援者が手本を提示しながら活動の流れを確認しました。その際,取り組む順番やペアを確認することで見通しに繋げ,着席して順番を待てるように働き掛けました。

今回は,①2人組でペースを合わせて六角マットをジャンプで進む。②手を繋いで平均台を渡る。③階段状になっているマットを上り下りする。④ウレタンブロックを踏まないように気を付けながら一緒に歩く流れで取り組みました。③と④では,他児と協力する経験や色の認知に繋がるよう,ボールを落とさないようにボールが入ったトレイを一緒に運ぶようにし,ボールを籠に色分けしてゴールとしました。

膝を曲げてジャンプをしたりバランスをとりながら平均台を渡ったりなど,1人では難しいことも友達と一緒にすることで楽しく取り組むことができました。時折,自分のペースで先に進んでしまうこともありましたが「一緒に進むよ。」,「“せーの”だね!」等と声を掛けると,相手の様子を確認しペースを合わせて進むことができました。また「“まって”だね。」等と声を掛け,相手に待ってほしいときの伝え方も確認しました。

日に日にお友達同士の関わりが増えてきているほしぐみさん。「○○くん一緒に遊ぼう。」,「○○さんと座りたい。」等,たくさんの声が聞こえてきます。今後も“お友達と遊ぶと楽しい”と思ってもらえるよう,様々な経験やあそびを通して関わりを促していきたいです。

これから寒くなってきますが,是非親子でもスキンシップをとりながら一緒に身体を動かしてみてはいかがでしょうか。

(藤谷)