ほし お絵描き・点つなぎ

まだまだ暑さの残る日々ですが,めばえの子どもたちの笑顔や元気に職員もエネルギーをもらっています。

本日は,ほしグループにて机上あそびを行いました。「お絵描き」というと,はじめはなぐり書きや丸,だんだんと顔を描いたり手足を描いたり…というイメージがあるのではないかと思います。ほしグループのお子さんは,集団での経験や様々な線を描くこと,色を知りながら使うことを目標に取り組んだりクレヨンやマーカーなど使う道具も発達段階によって提供したりしています。

教材や道具を提供する前に姿勢を正します。腰が折れる仙骨座りになったり机と椅子が離れていたりすると姿勢を保ちづらいため調整し,非利き手は用紙をおせて描くよう伝えることで姿勢や動作も安定します。机上の作業は,両手がそれぞれの役割を行う必要があるため学習のための基盤つくりにもなります。

最近は,虫や恐竜がブームのほしぐみさん。図鑑を見て支援者に教えてくれたり「見てみて!こんな恐竜がいるよ!」と見せてくれたりするお子さんがたくさんいます。好きな色を選んだり描くものをイメージしたりすることも1つの力であるため,イラストを提示して形や様子をイメージしやすいようにすると「これを描く!」と張り切った様子の子どもたち。用紙に大きく描いたり支援者に手伝ってほしいことを一生懸命伝えながら楽しんで描いていました!

描くことの発達段階だけでなく,筆記具の持ち方,筆圧,支援者とやり取りする様子など様々な様子から,食具はどれが適しているか,理解はどれくらいか等も観察できます。「お箸にチャレンジしたい」「園で練習が始まりそう」など,それぞれの環境や手指,運動の段階に応じて適した道具を一緒に相談させていただけたらと思いますので,ぜひご相談くださいね。

(春田)