ほし スライムあそび

今回は,材料が変化していく工程を確認し感触を楽しむことをねらいとして,スライムあそびを提供しました。

子ども達に事前に作る工程を見てもらい,徐々に固まっていくスライムや伸びているスライムを見ることにより,見通しを持ってスライムを作ることに対する意欲を上げることができました。そこからスライム作りができるように,1人1つプラスチックコップを提供し,スライムの材料を確認しながら作っていきました。まずは,色水を3色用意し「赤色だね」等と声掛けを行いながら色の確認を行い,1人ずつ作りたい色を選びました。

次に,洗濯のりとホウ砂水を入れ「がんばれ。」「混ぜるよ。」と声掛けや一緒にして混ぜることでスライムが完成しました。スライムが出来上がっていくと,子どもたちも嬉しそうな表情でした。

次に感触を楽しむことができるように机やトレーに広げてスライムで遊びました。言葉の表出に繋がるよう「冷たいね。」「ぷにぷにしてるね。」等と声にする子どもたち。一緒に感触を共感しながら楽しみました。

遊び込んでいると,青色と赤色を混ぜて紫色を作り「ぶどうジュースだよ。」と見立てあそびをするお子さんもいました。また,スライムの感触が苦手なお子さんには,作る工程を支援者と確認したりジップ付きの袋に入れたスライムを提供し,感覚刺激を減らす事で最後には指先でつついて感触を味わう姿がみられたりしました。

今回は感触を楽しんだり3つ色を用意して色を確認したり,感触が苦手な子には,ジップ付きの袋に入れて提供する等提供して行きました。

ご家庭では,なかなか機会のない遊びだと思います。様々な経験を重ねることができるよう工夫してあそびを提供していきます。

(安田)