地震や豪雨災害など日本は災害の国といわれています。めばえでは火災,地震,風水害など様々な事態を想定した訓練を毎月行っています。
今月は,がけ崩れや豪雨災害を想定し「大雨特別警報」の発令に伴い避難を実施しました。気象庁より住民がどのような行動を取る必要があるか直感的に理解できるために警戒レベルを設定しており,大雨特別警報はレベル1~5のうち最も危険なレベル5の状況とのことです。
館内放送にて警報の発令や避難場所,避難ルートを一斉に放送します。「大切なお話をします。お友達は静かに聞きましょう。」と伝えると,放送に気付いて「何だ?」と耳を傾けてくれるお友達がたくんさんいて,静かに聞く様子が格好良かったです。
グループごとにバスに乗り込む際も,落ち着いて乗り込む様子がみられました。万が一の際は大雨が降っているため,今日以上の注意が必要です。バス内では人数の点呼を行い,管理者へ報告します。おおよそ5分の間に全員の避難が完了し,出発できる状態になりました。
避難訓練の振り返りでは「今日は大雨の訓練だったよね。」,「バスで逃げた!」と流れを伝えてくれたり支援者の話やイラストカードにじっと目を向けたりする姿があり,めばえ内の廊下にある「防災コーナー」と見てくれている子どもたちもたくさんおり,避難訓練に慣れてきた頼もしい様子に成長を感じました。
保護者の皆様からお預かりしている大切な子ども達や自らの命を守るため,職員からも反省や意見を吸い上げながら改善し,有事に備えて今後も訓練して参ります。
事故防止・防災委員:春田