今回は,手本に沿って丁寧に作品を作ることをねらいとし,季節の制作活動であじさいを作りました。
まず初めに,はさみであじさいの台紙となるように画用紙を丸く切りました。はさみの握り方に不安があるお子さんは支援者と持ち方を確認したり,動かし方を確認したりしながら進めました。はさみで切り終えると「できたよ!」と教えてくれました。はさみは使い終わったらキャップをして机に置いておく等,使用時のルールも一緒に確認しながら行います。次に,あじさいに色を付けていきます。今回はバブルアートで色付けを行いました。コップに絵の具と水,洗剤を入れてストローで息を吹いて泡を作ります。支援者の手本を見せ,泡が出てくると「すごい!」「楽しそう!」と目をキラキラさせている子どもたち。洗剤が口に入らないように事前に息を吹くことを伝え,ストローを使って吹く練習も行いました。絵の具を入れる際には「赤と青を混ぜて紫にしたい!」や「水色のあじさいにする!」等思い思いにイメージして色を決めていました。ストローで息を吹き泡が,出てくると「面白い!」「たくさん出てきた!」と更に楽しさを表現してくれました。できた泡を台紙にのせて色付けし,それぞれ可愛らしいあじさいを作ることができました。
今後も,制作活動を通して楽しみながら子どもたちのイメージを膨らませたり,手本に沿って作ったりする経験を積めるように活動を提供していきたいと思います。(榎本)