にじ 玉入れ

今回,色の認識を高めることや対象物をよく狙って投げることをねらいとして玉入れに取り組みました。

初めに,支援者と一緒にボールの投げ方を確認しました。カゴに入りやすい投げ方を子どもたちに問い掛けると「下から優しく投げると良い!」と考える子どもがいました。ポイントを意識して取り組むことができるよう,力加減や腕の使い方等の手本を提示し,説明を行ってから実践に繋げると全員カゴの中にボールを入れることができました。

 

次に,2チームに分かれて玉入れ競争を行いました。1回戦と2回戦では,色の指定はせずランダムにボールを選択して行いました。子どもたちは最初に確認した力加減や投げ方を意識して取り組み,回数を重ねる毎に多くのボールをカゴに入れることができていました。3回戦と4回戦では,各チーム支援者から指定された色のボールを集めました。色の認識を高めることができるよう,ボールの色を1人ずつ確認する時間や指定された色を各チームで確認する時間を設けて玉入れを行うと,自分達で適したボールを選択して取り組むことができていました。

   

新年度になり,初めて一緒に活動に取り組む子ども同士や以前よりも難易度が高い活動への取り組み等,子どもたちはそれぞれ様々な刺激を日々受けています。また,まだ不慣れな友達に優しく教えたり手本を見せたり等,新たな一面を見ることができ,私達自身も多くの発見をしています。今後も,楽しさと学びを与えることができるような活動を提供し,子どもたちの自信や成長に繋げていきたいと思います。

  (松元)