国立市谷保第四公園

 

公園のゴリラ 時々子ども達が肩車をしてもらっています(笑)

国立市谷保第四公園(通称ゴリラ公園)通称名の通りゴリラがいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インクルーシブ遊具の整備終了のお知らせ

先日工事が終わり、インクルーシブ公園遊具エリアが新しくできたので行ってみました。

 

 

 

 

 

 

昔ながらの回転遊具 (立川市・緑川第二児童遊園)
谷保第四公園の回転遊具 ユニティ・スピンR

 

 

 

 

 

 

 

昔はたくさんの公園にあった回転遊具ですが、残念ながら今はたくさんの公園から撤去されてしまって残っている公園はわずかです。そんな中、この新型の回転遊具の設置は子ども達の発達支援に関わる身としては、とても感動しました。なぜなら、子どもの発達において回転刺激で得られるものはとても重要だからです。加えてこの形は脊髄に緊張が入らず体が真っすぐ保ちづらい子から、側面につかまって体に負荷を掛けながら遊びたいお子さんまで対応でき、真ん中に座るか側面に座るかで回転刺激の強さも調節でき、様々な発達段階のお子さんの様々な遊び方に対応できるように設計されていると思いました。

 

ベルト付きで座位が不安定なお子さんでも安心して乗れます
いろいろな姿勢で乗ったりお友達と一緒に乗ることができます

 

 

 

 

 

 

 

一般的なブランコもあります

新しいブランコは2種類。体をしっかり固定して乗れるタイプとUFOのような形で自由な姿勢で乗れるタイプです。ブランコと言えば、板に鎖がついている物が一般的ですが、これを乗りこなすには、重力に対して体を真っすぐ保てる事、体の傾きを感じられて重心を取りながらブランコ上で姿勢を保てる事、手を離さずに鎖をしっかり握り続けて体を支えられること等、平衡感覚と固有感覚がある程度発達している事が必要です。なので、肢体不自由のお子さんでなくても、感覚が未発達のお子さんには非常に乗りこなすのが難しい乗り物です。こちらの二つのブランコはこれらが未発達のお子さんでも乗ることができ、平衡感覚に働きかける事ができます。にじグループでは、ブランコを楽しめるようになったお子さんがぐんぐん発達していく様子を見る事がとても多いです。一般的なブランコに乗れる身体が出来上がる前から楽しめるブランコが地域にあるのは地域の子どもの発達に大きく寄与することと思います。

 

ベッドジャンパー
相撲ごっこ

 

 

 

 

 

 

お豆腐みたいな見た目のベッドジャンパーも設置されていました。乗ってみるとトランポリンのように高く跳べる感じではありませんが、地面を歩くときに比べて足にググっと来る感じで感覚がしっかり入力されます。ここに立つと自分の足をしっかりと意識することができ足の感覚が感じにくいお子さんにはとても自分の足が意識しやすくなります。にじグループの子どもたちはここを土俵に見立てて相撲ごっこをしていました。

砂遊び クローバーサンドボックス

他にも車椅子の子どもが遊びやすい高さに設置された砂場がありました。砂遊びも触覚や指先の感覚、操作等を育てるのにとても大切な遊びです。

 

 

 

 

 

 

夏にはここで水遊び
築山
トンネル発見

 

 

 

 

 

 

 

インクルーシブエリアの外にも夏に水遊びができるエリアがあったり、築山があったりで、にじグループの子どもたちは様々な遊び方を楽しんでいます。地域にこのような公園があるというのは、子ども達の発達環境としてとても恵まれていると思いました。国立市さん、ありがとうございます。