にじグループの朝の会は、①朝の歌・あいさつ②点呼③日付・天気の確認④一日の流れの確認⑤お当番の確認という流れで行っています。また、支援者への注目を促すために、朝の会の前に絵本の読み聞かせやちょっとしたゲームなどを行っています。
今回は、子どもたちに人気のミニゲーム、クイズを紹介していきたいと思います。
1.中身当てゲーム
形の異なるブロックやフィギュアが入った袋から、手先の感覚をたよりに目当てのものを探し出すゲームです。「車を探す!」「黄色のブロックにする!」など、目当てのものを決めたら袋に入れ、手で触って探し出します。
このゲームでは、様々な素材のものに触れ、感触や形の違いに気づくこと、そしてそこから全体をイメージすることで想像力や思考力を育むことをねらいとしています。子どもたちが慣れてきたら、似たような形・素材のものを入れて難しくしていきます。
2.なーにかな、わかるかな
しましま模様のファイルにイラストや写真を入れ、何が描かれているか当てるクイズです。しましまを少しずつ細くすることができるようになっており、イラストが見える部分が大きくなっていきます。
このクイズでは、ものの特徴を捉える観察力を育むことをねらいとしています。中に入れるものを写真にすると背景にもいろいろな情報があるため難しくなります。にじグループでは子どもたちや支援者の写真を入れた「だれかなクイズ」も人気です。
3.〇〇やさんにあるもの
「○○屋さんにあるものなんですか。」と支援者が歌い、一枚ずつ画用紙をめくるとイラストが出てきます。イラストがそのお店にあるものかどうか判断して、「あるある」「ないない」のどちらかを答えるゲームです。
このゲームでは身近にあるものに興味をもち名前を知ること、身近なもののカテゴリー分けの概念の獲得と発達をねらいとしています。「ようふくや」「くだものや」「がっきや」等数種類用意しています。
これからも子どもたちが楽しみながら様々な力を育んでいけるように、活動を工夫していきたいと思います。