にじ 言葉あそび

寒暖差が激しく体調が崩れやすい時期となりましたが,にじグループの子どもたちは今日も元気いっぱいです。今回は,想像する力を使ったり他児と一緒に考える楽しさを味わったりすることをねらいに,言葉あそびの活動に取り組みました。

まずは,支援者が伝えた1文字から始まる言葉集めゲームをしました。色々な言葉を想像できるよう絵カードを並べ「“あ”から始まる言葉,なーんだ?」というような声掛けを行い,タイマーを設定しました。足元をよく見ながら「あった,あった!」と絵カードを集める子どももいれば「分からない!」と焦る子どももいました。平仮名50音表を提示しながら再度,お題の1文字を伝えると,絵カードを見ながら物の名称を声に出し「あ,これは違う。」,「これだ!」と自分たちで気づくことができました。

次に,しりとりリレーをしました。ルールの理解ができるよう,模造紙に平仮名を書き,最初と最後の文字を丸で囲みながら次に続く言葉を順番に考えました。次に続く言葉が思いつかない子どもには,引き続き平仮名50音表を提示し「文字の下に描かれてあるイラストがヒントだよ。」と伝えると,ひらめいて発表することができました。

言葉あそびに対して苦手さを感じる子どもも多いかと思いますが,視覚的な情報を提示することで想像する力を育てることができます。今後も,子どもたちが考えやすい環境を整えてできることを増やしていきます。

(木下)