にじ ボールあそび(バトンリレー)

本日は,お友達に声掛けをしながらボールを落とさずに繋いでいくボールあそびをしました。今回の活動では,1つのボールを橋渡ししていくことで声掛けをし合い,お友達にペースを合わせたり「どうやったら相手が受け取りやすいかな?」という意識を向けたりすることで協力する気持ちが芽生えることをねらいとしました。

 

まずは,どのように手足を使ってボールを渡していくか様々なポーズを決めて,渡すルールを作ることで身体の動かし方を確認しました。支援者のお手本や同じチームのお友達の動きをじっと見ていたり実際に身体を動かしたりとイメージ練習している子ども達の姿があり,とても意欲的でした。

 

ボールをお友達に渡すときは「はい,どーぞ!」の掛け声で渡すことをみんなで決めて,チームのお友達にゆっくり渡していきました。その際,落とさないことがルールなのでボールを気にしながらお友達と自分の手元や状況を見ながら渡すことができました。

 

 

今回のボール渡しのリレーでは,相手の様子を気にしたり合わせたりする社会性への支援だけでなく相手の動きを模倣する等,見て考えた通りにイメージして身体を動かすというボディイメージへの支援にも繋がります。

これからも子ども達のコミュニケーション力を育みつつ,運動面や認知面等の様々な部分にもアプローチした活動を考えていきたいと思います。(箱丸)