指示をよく聞き取ろう!なんでもバスケット

今回は,ルールを理解し指示を聞きながら,ゲームの中での自分の動きを考えて行動することをねらいとして,フルールバスケットやなんでもバスケットに取り組みました。

初めに,職員が実際に手本を提示して練習を行い,ルールの確認をしてから,それぞれイチゴ,バナナ,ブドウのカードを首から下げて,それぞれの動きを考えて取り組みました。ルールの理解が難しい子どももいましたが個別にルールの確認を行ったり他児の手本を提示したりしてルールの理解を深めると,全員の「フルーツバスケット」の掛け声の後に鬼がどの果物を指示するのか,集中して聞き取り自分の動きを考えることができました。

次に,子どもがくじを引いてお題を決めるなんでもバスケットに取り組みました。フルーツバスケットのお題も含めた「今日の朝ごはんがパンだった人」や「白色が入っている靴下を履いている人」等,自分で該当しているかどうかを考える為,フルーツバスケットに比べ比較的難しい遊びではありますが,考えることが難しい子どもは職員と一緒に確認する等して1人ひとりがお題に沿った動きをすることができました。

 集中して指示を聞き取り,指示の内容に合わせた動きを考える活動は子どもたちにとって指示の理解力や集中力を高める経験になります。また,他児にぶつからないように周囲の様子を見ながら席を移動したり椅子に座れなかった際は気持ちに折り合いをつけたりする等の経験にも繋がります。今後回数を重ね,指示を理解する力や集中力等を高められるよう働きかけていきます。これからも子どもの成長や経験に繋がるよう様々な活動を提供していきたいです。

(末吉)