各地で地震が発生している現在,火災や洪水などさまざまな災害が起こることが考えられます。場面毎によって変わる避難経路,方法の確認や火災に関する基礎知識を身に付け,職員の防災意識向上を図ることを目的としてめばえでは毎月避難訓練を実施しています。5月は火災を想定して行いました。
避難訓練が始まり大きな非常ベルの音が響き渡ると「怖い。」と言って耳をふさいだり,「逃げないと。」と言って活動室から出ようとしたりする子どもがいました。まずは,慌てず職員の指示を聞きながら,出火元から離れた場所に避難できるよう誘導を行います。各クラスまとまって避難できており,避難後も速やかに点呼を行うことで避難が完了したことを全員で把握することができました。また,実際に消防に通報を行い,初期消火や避難の状況について共有をすることで,各職員の役割や子どもたちの安全確保を第一とした行動について再確認することができました。今後も,それぞれの役割や状況に応じた避難方法を理解しながら,普段から実際に災害が起こった時をイメージした訓練を実施していきたいと思います。
(中園)