今回は、感触を楽しむことや道具を使ってものを掬うことをねらいに行いました。感触あそびとして春雨を触る活動に取り組みました。
最初に乾燥した春雨を提供すると指でつついてみたり折ってみたりと不思議そうに触っていた子どもたち。次に水で戻した春雨を提供すると、感触が変わったことに気付いて驚いて感じたことを声に出し、ぎゅっと握ったり落としてみたりと大興奮な様子でした。
次はトングを使い、容器に移して道具を使う経験をしました。繰り返し容器に移す姿がありとても楽しそうに集中して活動に取り組んでいました。
感触あそびは、様々な素材に触れて感触を確かめることで、指先に刺激を入れたり五感を育んだりすることに繋がります。 また、感触あそびの楽しさを経験することで「もっと色々な物に触りたい!」と思い好奇心を掻き立てることにもつながります。
加えて道具を使うことで指先や手先の発達を促したり手の使い方を知ったりすることができます。ペンを持つ・洋服のボタンを留めるなど指先の発達が必要な動作は、日常生活を送るうえでも重要です。手指の発達は、子どもの自立への第一歩だとも考えられています。
今後も様々な教材を用いて、感触あそびを行い手先の発達に繋がる活動を提供していきます。
(橋口)