にじ 保育園交流

新型コロナウイルスの流行から3年が経ち,マスク生活にもようやく慣れてきたこの頃です。R2年度からR3年度は実施が難しかった石谷の森保育園との交流会も,今年度は工夫を重ねて実施しました。4回目である今回は,リモートでの交流を図り,他児とゲームを共有する楽しさを味わうことをねらいにビンゴゲームを行いました。

今まではお互いの施設を行き来して実施していましたが,今年度はパソコン画面に向かって自己紹介をしました。見慣れない機材を前に緊張する子どももいましたが,一生懸命頑張ったり大きな声で元気よく挨拶したりすることができました。

お互いの自己紹介が終わった後は「気持ちビンゴ」ゲームに取り組みました。「びっくり」,「怖い」,「大好き」,「美味しい」など様々な感情の言葉が書かれているくじを支援者が引き,子どもたちに伝えます。子どもたちはその感情に合ったイラストをビンゴカードの中から探して選び,正解のイラストを提示して自分たちが選んだイラストが合っていたら○で囲み,列が揃ったら大きな声で「ビンゴ!」と伝えるルールで行いました。隣の席の友達と一緒に「どれかな?これかな?」と話し合いながらイラストを探していました。めばえ,石谷の森保育園共に正解のイラストを発表すると「よっしゃ!」とガッツポーズを取って喜ぶ姿が微笑ましかったです。

ビンゴゲームの後は,全員に手作りメダル授与を行いました。めばえの子どもは保育園の子どもへ,保育園の子どもはめばえの子どもへそれぞれ事前に折り紙で作ったメダルを支援者から渡されると「ありがとう!」,「このメダル可愛い!」とリモート越しでしたが,お礼を伝え合う場面もありました。

リモートでのツールを使用することで,今年度は4回の保育園との交流会を行うことができました。取り組める活動や交流の仕方は限られていますが,感染症対策を徹底した上で交流し合うことで,お互いの良い刺激になる機会をこれからも設置していきたいと思います。また,以前のようにお互いの施設を行き来したり直接交流できたりする日が来ることを楽しみにしています。

(木下)