発見がいっぱいの自然散策

肌寒かったり暑かったりと天気に悩まされる毎日ですが,本日は天気に恵まれて自然散策日和となりました。今回は,集団で行動しながら季節の植物や自然の生き物に触れることをねらいとして,2グループに分かれて行いました。

まず,自然散策で見つけた植物や生き物を入れるためのバッグを活動室で作りました。廃材の紙コップや牛乳パックにマジックペンで絵を描いたりネームを見ながら自分の名前を平仮名で書いたりして素敵なバッグを作ることができました。

次に,自然散策の約束事やグループ分けを確認します。支援者がたけのこやシロツメクサ,昆虫等のイラストを提示すると「僕はたけのこを見つけたい!」「私は虫を捕まえる!」ととてもワクワクしている様子でした。

そして,それぞれ引率の支援者を先頭に2グループに分かれて出発し,散策を開始しました。駐車場を抜けて砂利道を歩きながら「バッタがいる!バッタだ!」と興奮する子どもや「先生にこれあげる!」とシロツメクサを摘んでくれる子ども,大人でも抵抗のある昆虫を物怖じせずに捕まえようとする子どもたちの姿があり,自然の中で楽しむことができました。

活動室に戻ってからは,バッグに入れたお気に入りの植物や生き物を発表し合いました。「僕は虫を4匹捕まえました。」「私は可愛いお花を見つけました。」と1人ずつ胸を張って大きな声で発表することができました。

これから梅雨の時期に入りますが,晴れた日には外に出て全身で楽しめる活動を提供していこうと思います。また,様々な活動の中で集団を意識できる声掛けを行ったり自分の言葉で発表する機会を設けたりして,子どもたちの成長に繋げていきます。

(藤谷)