手足を使ってバランスを取りながら進むことをねらいとして,サーキットをしました。
まず,巧技台の上に乗せてあるマットの上を渡りました。支援者が「マットがでこぼこしているね。どんな風に渡ったら良いかな?」と声を掛けると,四つ這いになり,手足に力を入れて自分なりの方法で怖がることなくスムーズに渡ることができました。
次に,マットの上のテープに沿って歩く場面では「難しそう。」「テープから落ちそうだよ。」と不安そうな声もありましたが「ゆっくりで大丈夫だよ。おへそは前に向けてね。」と声を掛けると,よろめきながらも最後まで渡ることができました。
最後に,巧技台の上の牛乳パックやウレタンブロックをまたいで進みました。見慣れないコースに「早くやりたい。」と興味津々な表情がみられました。巧技台から足が落ちてしまう子どももいましたが「おへその向きはさっきと同じだよ。最後は大きいブロックを頑張ってまたいでね。」と声を掛けたり隣で渡り方の手本を提示したりすると,手足でバランスを取りながら上手に渡ることができました。難しいコースも渡り終えると「難しかったけど楽しかった。」と達成感で笑顔になっていました。
これからも,全身を使ってバランスを取り,楽しく遊ぶことができるように活動を工夫していきます。(五反田)