6月下旬、久しぶりのクッキングを行いました。
メニューは『かからん団子』、誰もが知っている郷土のお菓子で、近隣の利用者さんたちがご自分の山から新緑の
綺麗な葉っぱを摘んで来て下さったり、材料を書き留めて来てくださったり、今回も我々職員は皆さんから色々
教えていただきました。
当日はベテランのSさん主導で材料を測ったりこねたり、丸めたり。
こねる作業はかなり力を必要としますが、日頃「あそこが痛い、ここが痛い」と言う皆さんの
「どこにこんな力が潜んでいたの?」と驚く力強さ!
職員が手伝いながらも満遍なくこねる事が出来ました。筋肉痛にならなければいいのですが・・・
肝心の葉っぱは『サルトリイバラ』という木の葉だそうですが、『かからん』という名前、どういう意味だか判らず、
調べてみると思いっきり鹿児島弁でした。
午前中、あっという間に包み終わり、20分程蒸して綺麗な緑色の葉っぱが茶色に変色してきたら出来上がり、
温かい時も冷めてからもどちらの味も楽しめます。
皆さんにはお土産にも持って帰っていただきました。
馴染み深いものを作るというのは、記憶が甦りとても刺激になるようで皆さん活き活きとされていました。
又、色々な料理を教えてください!