今年は例年よりも早い梅雨入りだったので,5月は外で遊ぶ機会が少なくなりましたが,室内でも元気に身体を動かす子どもたちです。室内遊びでは,子どもたちの好きなアンパンマンブロックやお花形ブロック等を高く組み立てたり冠を作ったりする姿が見られます。今回は,遊んだ後の玩具の片付けを練習しました。優しく箱の中に入れること,綺麗になったことを支援者と一緒に共感することをねらいにしました。
集中できるように,今回は廊下で2~3人ずつに分かれて取り組みました。子どもたちに箱を提供すると,複数個取って箱の中に入れたり他児が入れる様子を見たりする姿がありました。競争形式にすることで子どもたちも遊び感覚で入れることができ,最後まで集中して取り組むことができました。マットが綺麗になると「もうないね。」と職員に伝える姿もあり,綺麗になったことを大いに褒めて喜びを共感することで嬉しそうにする子どもたちでした。
生活体験では,玩具の片付けだけではなく着替えや食事,トイレなどの身の回りのこと等,様々な経験を通して少しずつ自立できるように取り組んでいます。今後も様々な経験を通して1人でできた時の達成感や満足感を得て,自信へと繋がるように取り組んでいきます。(大坪)