にじグループは、季節を感じながら、手と目の協応をねらいとし、手腕の操作性の向上を目的としてこいのぼり作りを行いました。工程は、
1.クレヨンで模様を描く。 2.上から絵の具を塗ってはじき絵にする。
3.こいのぼりの体に目玉とはじき絵をしたこいのぼりの模様の紙を貼る。
4.こいのぼりの目を描く。
と、4段階に分けて行いました。こいのぼりの模様のはじき絵をする時には、せっかく描いた絵の上に絵の具を塗ることをためらう児童もいましたが、お友達が塗った絵の具をクレヨンがはじいて絵が浮き上がるのを見ると恐る恐る絵の具を塗り、クレヨンが浮き出る様子に見入っていました。にじグループには触覚の過敏さがある児童が多いのですが、指にのりをつけて目や模様の紙を貼る作業を皆意欲的に行うことができていました。翌日、皆が登園してくるとお部屋につるしたこいのぼりを見つけて嬉しそうに見入っていました。