ひこばえでは各地の伝統的な食文化を知る機会として、毎月いろいろな地域の郷土食を提供しています。
今月の郷土食は大阪府の「かやくご飯」「肉吸い」「鯖の煮つけ」で、おやつは「お好み焼き」でした。
「かやくご飯」の「かやく」とは漢方の用語で主要薬に対する補助的な薬(加薬)の意味です。料理では主材料に加える補助材料を「加役」といい、かやくご飯は加役を入れた炊き込みご飯のことです。
「肉吸い」は肉うどんから、うどんを抜いたもので大阪名物です。「肉の吸い物」と呼ばれ、それが短くなって「肉吸い」と呼ばれるようになったと言われています。
「鯖の煮つけ」は大阪では味噌ではなく、醤油ベースの出汁で煮付けることが多いことから、今回は醤油味です。
おやつの「お好み焼き」は子どもたちもよく知っていて、食べるのを楽しみにしていました。
来月は埼玉県の郷土食を予定しています。楽しみにしていてください‼(中川)