にじ 言葉あそび

今回は,自分の名前から言葉を連想する力を身につけることをねらいとして,言葉すごろくをしました。

言葉すごろくをする前に,平仮名を書く練習として,自分の名前を1文字ずつ紙に書きました。職員の手本を見ながら,正しく平仮名を書くことができました。

次に,自分の名前を使って食べ物や動物などの言葉を連想しました。職員が「“あ”の付く言葉は何があるかな?」と声を掛けると「アイス」,「あめ」などを思いつくことができました。自分の名前以外にもたくさんの言葉を発表することができました。

言葉を連想する練習をした後,グループで言葉すごろくをしました。1回目は,自分の名前の平仮名を使って言葉を連想し,思い付いた平仮名の個数を数えてコマを進めました。2回目以降は,食べ物や好きな遊びなど,自由な言葉ですごろくをしました。言葉を言いながら「くるまだから,3個だね。」と数を指折りで確認し,正しくコマを進めることができました。すごろくには「2つもどる」や「1つすすむ」などのポイントがあり,喜んだり悔しがったりと,様々な表情がみられました。また,他の子どもが思い付いた言葉に対して「いいね!」,「面白い!」など称賛する声もあり,友達同士で楽しく取り組んでいました。長い言葉を思いつこうと悩んだり果物をいくつも発表したりする様子もみられ,言葉を連想する感覚を掴んでいくことができました。

  

子どもは,友達や大人から新しい言葉を聞いて、使える言葉を増やしていきます。言葉や文字に興味や親しみを持ち,使いこなすことができるように今後の活動を工夫していきます。(五反田)