ほし ふれあい

今回は,他者と触れ合う楽しさを知ることをねらいとして,ほしグループの子ども達が大好きなふれあいを行いました。

最初に,日頃のリトミック後に行っている「1本橋こちょこちょ」をしました。子どもたちは横になり支援者が歌い始めると,聞き馴染みのあるフレーズに思わず笑顔になります。「階段上って。」のフレーズに合わせて指2本で足から徐々にお腹の方へ上り,「こちょこちょこちょ。」と言いながらお腹や脇をくすぐると笑い声が響きました。「もう1回。」や「お願い。」のジェスチャーで,楽しさとまたやりたい気持ちを伝える子どももいました。

次は,「大根さん」をしました。「ニョキニョキあんよの大根さん。」と歌い始め,足を上下に動かします。「何だろう。何が始まるのかな。」という表情で見つめる子どもたち。子どもを大根に見立て,歌詞に合わせながら料理をする真似をしてお腹や足をくすぐると「またこちょこちょされた~。」と困ったような嬉しいような表情でした。

最後に,タオルを使ったふれあいをしました。タオルを生き物に見立て,細長く巻いて蛇のようにして追い掛けたり子どもたちの顔の前にクラゲのように広げたりして遊びました。支援者が「タオルを追い掛けてみてね。」と声掛けをすると「待て待て~。」と言いたげな表情で追い掛け,捕まえると満面笑みになり満足した様子でした。

スキンシップを取ることで,愛情が深まり安心感や信頼感を生み出し,より一層親密な関係を築くことができます。また,社会性が高まったりストレスを減少させたりするという効果があると言われています。ご自宅でも簡単にできる遊びなので,ぜひ時間がある時に楽しんでみてはいかがでしょうか。 (木下)