ほし 絵カードあそび

ほしグループの子どもたちは,友達や支援者と遊んだり触れ合ったりすることが大好きです。今回は,子どもたちが今以上に楽しく他者とやり取りしながら関わることができるように,言語面の向上をねらいとした“絵カードあそび”をしました。

まず初めに,マグネットを使って色と形の確認をしました。支援者の「何色かな?」,「何の形かな?」の問い掛けをよく聞き,質問に合わせて「あお。」,「まる。」などを言葉で伝えることができました。色や形の名前を伝えることが難しい子もいましたが,支援者が「これは,赤だよ。」などと伝えると,口の動きを真似したり言葉を模倣したりすることができました。また,支援者が1つのマグネットを提示して「これと同じものはどれかな?」と尋ねると,数枚あるマグネットの中から同じマグネットを見つけることもできました。

 

次に,動物や食べ物などの絵カードを使って物の名前の確認をしました。動物の絵カードを見ると動きや鳴き方の真似をしたり食べ物の絵カードを見ると「あーん。」と食べる真似をしたりする子どもたちがとても可愛かったです。また,好きな絵カードを見つけると,支援者にジェスチャーや言葉で「ちょうだい。」と伝えることもできました。

 

最後に,福笑いをしました。支援者が「これは,目だよ。」,「これは,耳だよ。」などと声掛けすると,自分の顔を指差しながら位置の確認をする子どもたち。その後,支援者が事前に用意した手本を提示すると,手本と見比べたり自分の顔のパーツの位置を確認したりしながらペタペタと貼ることができました。完成した表情を見て,嬉しそうに拍手をしたり,友達や支援者に見せたりと,大満足の子どもたちでした。

今後も,遊びや他者との関わりの中で,言葉の意味や気持ちの伝え方の確認をし,他者と関わることの楽しさや充実感に繋げていきます。(マルデリ)