ほし 親子療育

新年が始まり,今年も元気いっぱいな子ども達の姿が見ることができて嬉しく思います。1月22日は,今年初めての親子療育を行いました。お正月の遊びといえば,凧揚げやコマ回し等の沢山の遊びをイメージできるかと思います。そこで今回は,指先の使い方を理解して取り組むことと,親子で協力し合い1つの作品を完成することをねらいとして,作る達成感や親子で一緒に凧を揚げることを経験できるように,普段作る機会のない大きな凧を作ることに挑戦しました。後で園庭に出てみんなで凧揚げをしました。

始めに見通しや期待感が持てるように,支援者が完成した凧を見せると「ねずみさん。」「大きいね。」とわくわくした表情を見せる子ども達でした。

親子で取り組む際のポイントを伝え,凧作りのスタートです。「ストローはどこに貼るのかな?」と保護者と一緒に位置を確認したり「ここを引っ張ってね。」と指先を使うことを意識してテープを摘まんだりして協力する姿がありました。

指差しで貼る位置が上手く伝わらないときは,保護者がペンで貼ってほしい場所に印を付け,視覚的に分かり易くするとスムーズに貼ることができました。また,子ども達の状況に合わせて両面テープは保護者が少しだけはがすことで,子どもがはがし易いように工夫しながら取り組みました。

凧が完成すると,さっそく園庭に出て凧を飛ばしました。風にヒラヒラとなびかせたり,飛ばなくても一生懸命走ったりして飛ばそうとする姿がありました。また,親子で手を繋いで走ったり子どもを抱きかかえながら走ったり,中には「見て!しっぽ!」と言ってお尻に凧紐を付けて走り,自分で遊びの展開を拡げている子どもさんもいて,それぞれの親子で凧揚げを満喫している様子でした。

今回の親子療育にご参加してくださいましたお父様とお母様,本当にありがとうございました。次回の親子療育では,2月の行事を取り入れた感触あそびを行う予定です。ぜひ,次回のご参加もお待ちしています。

これからも寒い日が続きますが,子どもも大人も寒さに負けずたくさん身体を動かして健康な体をつくっていきましょう。(二見)