クリスマスが間近に迫った今回の制作活動では,折り紙と画用紙でクリスマスツリーを作りました。見本を見るとすぐに「クリスマスツリーだ!」と笑顔で反応する様子がありました。
はじめに,はさみを使ってクリスマスツリーの形に切ることから挑戦します。普段は直線や緩やかな曲線を切ることが多いため,クリスマスツリーのギザギザとした形は難しいものでした。しかし,ゆっくり丁寧に線に沿って切る集中力が素晴らしく,クリスマスツリーの形に見えるように切り取ることができました。
次に,白い雪やクリスマスツリーの飾りになる画用紙と折り紙を小さく千切ります。大きく千切るとクリスマスツリーを隠してしまうので,糊の蓋よりも小さく千切ることが目標です。支援者としては,難しいかなとも思っていたので手伝うつもりだったのですが,これも糊の蓋を見ながら大きさを比べ,大きいと更に小さく千切るということを自分達の力でやりきっていました。
最後に,クリスマスツリーと飾り付け,周りの雪を糊で貼り付けていきました。好きな色を好きな場所に貼ることで,それぞれが違った雰囲気の素敵な作品が完成しました。制作中は集中していて真剣な表情が多かった子ども達も,完成したクリスマスツリーを見て満面の笑みでした。制作の過程で多くの成長を見ることができたので,はさみや糊を使う制作にどんどん挑戦していきたいと思います。(玉利)