9月19日,にじグループでは“すごろく”に取り組みました。サイコロを振って出た数分のマスを進む通常のルールに加えて,止まったマスのお題に挑戦するルールを組み合わせて行いました。教室に“すたーと”から“ごーる”まで並べられたマスを見て「これ,知っているよ。」,「すごろくだよね。」と,今から始まるすごろくにワクワク感が溢れる様子がみられました。
さっそくすごろくに取り組み,サイコロを振って出た数を確認すると「1だった。」,「3だ!」と,元気よく出た数字を教えてくれました。次に,出た数分のマスを進み,止まった場所のお題を確認します。今回のお題では,見る力や自己表現の力,状況を判断する力を養うことができるように“まちがいさがし”や“自己紹介”,“イラストクイズ”などの課題を設定しました。
止まったマスのお題を見ると,声に出して読んだり1人では難しい問題には友達と考えたりしながら,1つ1つの課題を一生懸命にクリアしていく姿がみられました。また,クリアしたお題のマスを裏返すことでマスの色が,水色から黄色に変わります。全員がゴールした後,辿ってきたマスを見ると,たくさんのマスが黄色になっていることに気付き「黄色がたくさんあるね。」,「これ全部クリアしたの?」と嬉しそうな表情がみられました。自分で頑張ってきたことが,目で見て分かると達成感を感じたり自信や意欲にも繋がったりします。今後も,子どもたちとたくさんの遊びを通して“楽しい”や“難しい”といった色々な感情を共有しながら,共に成長していくことができるような遊びを考えていきます。(網谷)