「今日はなにするの?」と元気な声の子ども達。支援者が「今日は,宝探しをするよ。」と伝えると「早くどこかな,どこかなしたい!」と宝探しを楽しみにしている様子でした。
身体の使い方や普段は見ない所への注意力を高めるために,今回の宝探しは2つの活動に取り組みました。最初は,支援者が事前に隠したパズルのピースを療育室内で探す活動です。高い所は背伸びやジャンプで身体を動かし,机の下等低いところは身体を小さくしてしゃがみ込むことで探すことができました。パズルを見つけた子ども達からは,「あ,ここにあったよ。」と嬉しそうな表情が多く見られました。
次に,はてなボックスの活動を行いました。はてなボックスの中には,細かく破いた新聞紙とパズルのピースを隠しました。中に何が入っているのか分からない子どもたちは,慎重に手を入れて指先の感触を頼りにパズルのピースを探すことができました。
そして,子ども達が一生懸命探したパズルのピースを型にはめていきます。パズルの場所が分かるように,色や形を子ども達にヒントとして出すことで,形を見て方向転換しながらパズルを完成させることができました。パズルが完成すると子ども達は大喜びで「先生,パズルができたよ。」とニコニコ顔で支援者に伝えていました。
これからも夏の暑さに負けないようにたくさん身体を動かし,認知あそびにも皆で取り組んでいきましょう。 (米山)