ぶら下がり

 

今日は,手足を使い平均台や梯子にぶら下がる活動を行いました。まずは,高さの低い平均台から挑戦しました。手本を提示する前に「お手本をしてくれる人?」と声掛けを行うと,元気な声で手を挙げて返事をする意欲の高い子どもたち。腕や足に力を入れて上手にぶら下がることができました。支援者の支え無しでも一人でぶら下がる子どももいて驚きました。子どもたち自身が「5秒ぶら下がる。」,「20秒ぶら下がる。」と目標の時間を決めてぶら下がりました。お友達が20秒ぶら下がることができている姿をみて「もう一回したい。次は30秒。」と,どんどん目標の時間を増えつつも見事に達成する姿に,私たちも驚き,嬉しくなりました。「難しい。」と不安そうに伝える子どももいましたが,周りのお友達が「頑張って。」と応援していることが分かると表情が一転,真剣な表情で平均台に手を伸ばすことができました。子ども同士で励まし,支え合っている姿に成長を感じました。

次は,手足を交互に動かして前へ進むことができるように,梯子に挑戦しました。手足で自分の体重を支えながら移動することに苦戦する子どもたち。“まず,手を移動させて次は足を移動させる”と支援者と1つずつ確認を行いながら,何度も何度も挑戦する姿にたくましさを感じました。挑戦を繰り返す内に少しずつではありますが,一歩ずつ前へ進ことができて,喜びと達成感に満ちた表情でした。

最後に,うんていに取り組みました。腕に力を入れて手を交互に移動させることが難しいようでしたが,最後まで諦めずに取り組みました。「もう一回したい。」,「まだしたい。」と意欲的な姿に,今後の成長の可能性を感じました。(地久里)