梅雨に入り、ジメジメ鬱陶しい日々が続きますが、それに相反するように、慈眼寺の
紫陽花ロード(いこいの丘の利用者さんが昨年命名、私達だけに通じる呼び名です)が
日々色を増し、今が盛りと咲き誇っています。
時期に合わせるように5月の末頃から一斉に蕾が顔を出し、日を追う毎に絵具を撒き散ら
したようにブルーに染まってきました。
利用者さんも送迎の車中、両側の花々を観て感嘆の声を上げられています。いつもアッと
いう間に通り過ぎてしまう為、「是非ゆっくり手に取って見てみたい」との事で、晴れ間を
縫って「梅雨の花見」に行って参りました。
車の中からでは判りませんでしたが、実際傍で見てみると利用者さんたちの顔と同じくらいの
大輪の花が其処かしこにあり、手に取ってみるとずっしりとしたとした重みに、思わず顔を寄せて
記念撮影。とても鮮やかですね!
活動でも小さな紙を切り貼りした紫陽花の花の他に、花菖蒲も添えて壁を彩りました。
そんな折、一人の利用者さんがご自宅の庭に咲いた紫陽花を持って来て下さり、赤紫の
花びらがブルーに変わっていく事を教えて下さいました。文字通り「七変化」を観察する
ことが出来ます。気鬱になりがちな季節ですが、暫くは内でも外でも楽しむことができ
そうですね。