ほし ストローあそび

息を使うことを意識したり作ったもので遊んだりすることをねらいに,ストローを使ったおもちゃ作りを行いました。

最初は,袋風船で息の使い方を確認しました。袋にストローを付けたものに息を入れることで袋が膨らみ,息が前に吐き出されたことを確認することができます。息を出すことに苦戦する様子もありましたが,袋がだんだん大きくなる姿に嬉しそうな子ども達でした。

次にストローと紙コップ,袋を使ったおもちゃ作りです。制作では,紙コップにシールを貼り飾り付けを行いました。不安定な紙コップをしっかりと握りシールを貼る子ども達。シールを台紙から外す際は指先を使い,シールを貼る際は紙コップが潰れないように優しく握り手先や力加減を意識しながら取り組むことができました。

先程使用した袋風船を紙コップに付けるとおもちゃの完成です。

紙コップに袋を入れたことで,息が入りにくく最初より難易度が高くなります。職員と確認しながら息が漏れないようストローを銜えたり,「せーの,ふぅー!」と息の出し方を確認したりすることで,袋に息を入れることができました。

息を使うことで口元の筋力を使うため,発語や噛む力にいい影響が期待できます。口元の筋力と聞くと難しく感じるかもしれませんが,しゃぼん玉を作る,ティッシュを丸めたものを息で飛ばす,吹き矢,風船など,ご家庭で取り組める遊びも多くあります。ほしグループでは,お話が楽しくなり,たくさん伝えようとする子ども達の姿も多くなりました。言葉を使ったあそびや口元の筋力を使ったあそびに今後も取り組んでいきましょうね!                (池之上)