そら クッキング

3月に入り今年度も残すところ1ヶ月となりましたね。毎日元気いっぱいなそらグループの子どもたちも,残り1ヶ月を元気に過ごしてほしいと思います!今日の活動はクッキングということもあり,めばえに到着してから「エプロン持って来たよ。」「今日は何を作るの?」と楽しみにしている様子でした。

活動の時間となり「今日はお弁当を作って,完成したお弁当をみんなで食べます。」と伝えると「やったー!」と嬉しそうな声がたくさん聞こえてきました。まずは,おにぎり作りに挑戦です。塩味・のりたま・ゆかりの3種類のご飯を提示すると,おにぎりにしたいご飯を自分たちで決めて職員に教えてくれました。自分で選択することや決めたことを人に伝えることは何気なくできているように感じられますが,自己肯定感(自分を認める気持ち)や意思表示(相手に思いを伝えること)の向上に繋がるとても大切なことです。選んだ後にご飯をラップに包んで手渡すと,自然に“ギュッギュッ”と丸める子どもたち。日々の生活の中で“おにぎり”というイメージをしっかりと掴み,自然と“握る”動作に取り組む姿に成長と驚きを感じました。

次はおかずをお弁当箱に詰めていきます。盛りだくさんなおかずを目の前に「僕からしたい。」「からあげがある!」とますますやる気が上がっているようでした。トングをしっかりと持ち使い方の確認を行った後,実際に食材を掴んでいきます。プチトマトやウインナー等トングで掴みにくい食材も慎重にお弁当箱まで運んで詰めることができていました!

子どもたち一人一人が一生懸命にお弁当作りに取り組み,おいしそうなお弁当が完成しました!!完成したお弁当を見て「できたー!」「はやく食べたい!」と達成感が溢れる子どもたちで,給食の歌や挨拶もいつも以上に元気に取り組んでくれました!自分たちで頑張って作ったお弁当が目の前に運ばれると,パッと嬉しそうな表情をする様子が微笑ましいものでした。自分で作ったということもありいつも以上に美味しい楽しい給食の時間になったのではないでしょうか。食べ終わった後も「お腹いっぱいになったよ。」と笑顔で教えてくれる姿にお腹も心も満たされたようで嬉しく思いました!

“自分で作って食べる”ということは,食育の一環としても考えられます。自分で作ることで食材への興味や食べることへの意欲にも繋がります。これからもめばえでのクッキングやご家庭でのお手伝いを通して,何でもモリモリ食べられて丈夫な身体の持ち主になってほしいと思います!(網谷)