ほし 巧技台

あけましておめでとうございます。年末年始はどのように過ごされましたか?本年も子どもたちの成長にお力添えできますよう職員一同努めて参ります。どうぞ,よろしくお願い致します。

本日,ほしグループの子どもたちは巧技台で身体を動かしました。自分の力で手足を使いながら「登る」「渡る」「降りる」「バランスを取る」などの運動を積み重ねることで身体の動かし方を知り,自分を守る力に繋げることができます。

今回は3種類の道具を提供しました。1つ目の傾斜板は四つ這いで登り手足の力の入れ具合を感じ手もらうことがねらいです。グリップのように掴むものが無いため手足に力を入れなければ滑ってしまいます。子どもたちは手指や足に力を入れて前に進もうとすることができ,必要に応じて支援者がお尻部分を軽く支えることで筋力を使い登り切ることができました!

2つ目の平均台では,足場の悪さと高さから恐怖心を感じ,支援者に助けを求めようとする姿がありました。支援者が手を繋ぎながら力を調節すると不安定なバランスを保てるよう体幹筋力を使うことができます。また,安定させるために手を拡げたり脚元を見たりする手本を大人が示すことで模倣し取り組みやすくなります。

最後のはしご渡りでは,手足の協調運動が必要です。動かし方に戸惑う場合は「手は赤。」「足は緑。」など色を目印に伝えることで一歩ずつ動かすことができました!遊びの中で高いところに登る機会が少なくなっていることと思います。手足の動かし方,ボディイメージを持てるよう遊びを工夫し,いざというときに身を守れるしていきたいですね。

歩いたり走ったりする基本的な動作でも子どもの発達には大切です。整った生活習慣と様々な遊びを通してこれからも成長する子どもたちが楽しみです。(浜脇)