そら スライム

12月も目前となり,寒さもだんだんと厳しくなってきましたね。寒い日には外で身体をたくさん動かしてホカホカに温まる遊びも良いですが,本日は教室にてスライム遊びを行いました。今年度に入りそらグループでは初めてのスライム遊びです。「スライムって何?」と聞き慣れない言葉に不思議そうな表情の子どもたち。スライムが出来上がる様子をみて「おぉー!」「すごい!!」と良い反応をみせてくれました。赤,青,緑,黄色…とたくさんのスライムを見て“触ってみたい”が溢れていました。まずは,袋の上から感触を味わってみると,プニプニとした感触に興味津々の子どもたち。

次に,実際に直接スライムに触れてみました。「柔らかいね。」「冷たいね。」「ビヨーンって伸びるね。」等,初めて触るスライムに感じたことを言葉で教えてくれました。スライム等の独特な感触を持つモノに対して「どんな触り心地かな?」「どうやって遊ぶのかな?」等の疑問を持つことが,探求心(物事に対して疑問を持ち,その疑問に対しての行動をとること。)の向上に繋がります。

“初めて触る物”ということもあり,直接触れることに抵抗があった子どもさんもいましたが「袋の上から→指先で触る→少量を手にとってみる」という段階ごとに挑戦することで触ることができました。色々な物に触れて,たくさんの感覚遊びを経験することで,初めての物事や人,場所に対しても強くなると言われています。

だんだんとスライムの感触にも慣れてきた様子の子どもたち。遊びが進むなかで上に伸ばしてみたり,腕に巻いてみたりしながら子どもたちなりの発想で時間いっぱいまで楽しく遊びに取り組むことができました。今回の活動を通して,子どもたちの驚いた顔や少し苦手そうな顔,楽しそうな可愛いらしい笑顔等,様々な表情を見ることができました!また短時間の活動の中で,遊び方の広がりがみられたり,スライムを触れるようになったりと子どもたちの成長も感じることができました!

今回は,子どもたちの安全面を考慮し「ホウ砂」を使わないスライムを使用しました。材料は,洗濯のり・重曹・絵の具・コンタクト用洗浄液を使っています。他にもご家庭にあるもので簡単に作ることができるスライムもあるので是非お試しください。(網谷)