「しろやまの風」で育てたサツマイモもそろそろ収穫の時期がやってきました。
いこいの丘の利用者さんも、昼の園庭散歩の時にいつも野菜の成長具合やサツマイモ畑を
気にして「上手に育てるなぁ、葉っぱが大きくなったど」と実の生るものに興味深々でした。
11/24(土)はいよいよ芋掘り。しろやまの風の利用者さん達で掘られた芋を手にして
「大きいのが出来たな!二つもついとる」と満足げな笑み。「私らの小さい頃は毎日カラ芋
やった」と常食だったことを懐かしそうに何度も聞かせてくれました。栄養価の高いサツマ
イモをよく食べ、よく働き、だから皆さん足腰丈夫で元気なんですね。
そしてもう一つ「懐かしいものシリーズ」の茶節作りです。
いこいの丘の利用者さんが手作りの味噌を持って来てくださり、添加物ゼロ、愛情たっぷりの
味噌で今日のティータイムは「茶節」。味噌とカツオ節を混ぜながら「うちのお父さん(ご主人)が
好きでいつも飲んどった」と本当に懐かしそうです。
それぞれの家庭の作り方があるようで、皆さん微妙に違いがあり「こうすれば簡単なのよ」と
教えてくれます。茶節経験の無い職員も(筆者ですが)「美味い!これ好き」と日本人がホッと
する味に感激!身体が温まりました。ごちそうさまです。
そしていこいの丘の窓辺では椿の花が咲き始め、毎日蕾が大きくなるを見て開花を楽しみに
していた方達、テーブルに飾ろうと少しだけ手折らせていただきました。
皆さん花と歌が大好きで、摘んだばかりの花を手に「三日遅れの~」と歌い出しそうです。