9月に入り,朝夕は少し過ごしやすくなってきました。季節の移り変わりと共に4月の頃と比べても出来ることが増えてきたそらグループの子どもたち。本日は生活体験でタオルのたたみ方の練習を行いました。
まずは,大きな新聞紙を使っての練習が始まりました。
あらかじめ新聞紙に折り目を付けた物を使用し,2つ折り,4つ折りとどんどん新聞紙を折りたたんでいきます。
折目が付いている分,折る方向を判断したり折りたたんでいくことについてはスムーズに行うことができていたのではないでしょうか。折り目がついている新聞紙をどんどん折りたたんでいくことで,「折りたたむ」経験をすることができました。
次に画用紙を使っての練習です。今回は,画用紙に点線を付け,折り曲げる位置だけ示したものを使用しました。
職員のお手本や友達の様子を見て方法を理解したり,職員と一緒に取り組みながらしっかり画用紙を押さえて折り目を付けたりと,子どもたちなりに手順を把握して取り組む様子が見られました。
上手に点線で折るには,画用紙の端と端をしっかり合わせる必要があります。そのためには目測や自分のイメージと手の動作の一致など様々な力が必要ですが,今回の活動がその力を養うためのきっかけになればと思います。画用紙を使った練習では「端と端を揃える」経験をすることができました。
最後に,普段使っている自分のタオルを使っての練習が始まりました。新聞紙を使った「折りたたむ」練習と画用紙を使った「端と端を揃える」練習を意識しながら取り組みました。
新聞紙や画用紙のように程よい固さが無い分,少し難しそうでしたが,「まずここを揃えて・・」と声に出しながら確認する姿も見られました。
今回経験した,タオルのたたみ方の方法を自宅でのお手伝いにも役立ててほしいと思います。今後も生活体験の活動を通して,子どもたちの普段の生活の中での必要な動作の獲得を促していきたいと思います。(迫)