にじ おつかい

本日の療育活動は「おつかい」を行いました。おつかいに行ってもらう子どもさんに野菜・果物の文字や絵を描いた  紙を見せて買う物を覚えてもらった後,八百屋役の支援者とやり取りを行いながら折り紙でできた品物を買って来てもらうという内容です。待っている子どもたちにも一緒におつかいの内容を覚えてもらっていたのですが,おつかいから帰ってきた後に確認を行うと「覚えているよ!」「ぼく分かるよ!」と勢いよく手を挙げ発表してくれる子どもたちが多くて驚きました。

おつかいは通常の買い物と同じ点として「○○ください。」や「ありがとうございました。」等のやり取りの練習ができるだけでなく,伝えられた内容を覚えて買うという記憶の練習にもなります。おつかいの内容と異なったものを買ってきてしまったり途中で内容を忘れてしまったりした子どもさんもいましたが,お友達に正しい内容を教えてもらったり聞きに帰って覚え直したりして全員がおつかいを成功させることができました。
おつかいの内容の示し方や品物の種類や個数などは子ども一人一人の実態に応じて変えています。次回はお金のやり取りも交えておつかいを行いたいと思います。(綾織)