めばえでは消防計画に則り,毎月(年12回)避難・防災訓練を児童参加で行っています。火災の防止に努めることは当然ですが,万が一の事態が発生した際の迅速な対応ができるように毎月の訓練は欠かせません。
本日は新年度初の避難訓練となりました。新しくめばえに来てくれた子どもたちだけでなく,OJTの目的で役割を与えられた新人職員たちも緊張気味です。
今回は厨房から火災が発生したことを想定しての訓練です。職員が伝達,初期消火,非常ベルでの警報などの手順を素早く実施しました。今回,火災発見から避難場所の玄関前に全員到着し各グループの人数確認が完了するまでに掛かった時間は2分9秒でした。訓練はここまでとなりましたが,実際の火災が発生した場合は利用児の安全確保と保護者,医療機関への受け渡しを行うこととなります。
今回の訓練は今年度初めてであったにも関わらず子どもたちが驚く程スムーズで静かな避難ができたこと,避難場所で施設長の振り返りを落ち着いた態度で聞けていることに感心させられてしまいました。もちろん,多少不安そうな表情であったり目に涙を浮かべたりする子どもたちの姿もありましたが,毎月繰り返すことで徐々に落ち着き避難に要する時間も短くなっていきます。子どもたち全員の“命を守る”ということが最重要ですので,個々の実態や災害発生場所と教室の位置関係等を加味して状況に応じた避難ができるように職員間での反省,振り返りを毎回丁寧に行っています。
今年度も引き続き「地震」「水害」「不審者対応」「救命処置」等々,避難・防災訓練を毎月行って参ります。(玉利)