ほし 芋掘りごっこ

 

ほし 芋掘りごっこ

 

季節を感じることができるように砂場で芋堀りごっこをしました。その中でも,手を使って穴を掘ることで土や砂の感触を楽しむことをねらいとして取り組みました。最初に,砂場で支援者がお手本を行い,お芋の模型が土から出てくると「お芋が出てきた。」とわくわくした表情で伝える子ども達でした。支援者と一緒に穴を掘ってお芋を探しました。始めは,土を触ることが苦手な子どもは躊躇する子どももいましたが,お芋の頭が見えていることを伝えて一緒に掘ることを誘うと,自分の手で掘ることができました。

また,土に触れることがどうしても難しい子どもには,掘る楽しさや土への親しみが少しずつ持てるようにスコップを提供すると,土を掘ることができました。

支援者が「よいしょ,よいしょ。」と言いながら掘ると,後に続いて「よいしょ,よいしょ。」と言葉を真似て,一生懸命掘る姿がとても可愛いらしかったです。お芋が見えて両手で掴んで引っ張ると,大きな芋が掘れました。お芋を高く掲げて「取れたー!」,「お芋さん!」などと言って,嬉しそうな笑顔の子ども達をたくさん見ることができました。

お芋を取った後は園庭でみんなで遊びました。その際,お芋を大事そうに持っている子やお芋を使っておままごとをする子などと,それぞれでお芋を使った遊びを楽しんでいました。

土特有のざらつきの感触や汚れることに対して苦手さがある子ども達はいらっしゃると思います。その際に,砂や土を触る感触を「ざらざら」「さらさら」等,擬音語を用いた言葉で確認したり,土の中に好きな物を忍ばせてみたりすることで“触ってみよう”という気持ちに繋がることもあります。

これからも,遊びを通してたくさんの物に触れたり季節を感じたりしていきましょうね。(二見)

ちぎり絵

今回は,指先を意識して折り紙を千切り,千切った折り紙をかぼちゃの形の台紙に貼り付け,ハロウィンのかぼちゃ作りを行いました。事前に完成したかぼちゃを見せると,目をキラキラさせ「ハロウィンだ。」,「作りたい。」など,たくさんの声が聞こえてきました。均等に千切ることができるように折り紙の大きさを提示しました。折り紙を千切る際に「千切る時,何の指使うかな?」と尋ねると「親指と人差し指。」とみんなで真似をして確認しました。実際に,1枚の折り紙を手渡すと「これぐらい?」と千切った折り紙を見せて大きさの確認をする子どもたち。その後も,丁寧に真剣に折り紙を千切る姿がありました。

 

 

次に,千切った折り紙を台紙に貼ります。台紙の枠からはみ出さないように貼ることができるように,個別に声掛けを行います。枠から順に貼ることで,はみ出さないように意識する子どもたち。千切った折り紙の中から丁度合う折り紙を選んで貼ったり,重ねて貼ったりして工夫する姿が見られました。また,手ででんぷん糊を付けることが苦手な子どもも,2、3枚程一緒に貼ったり手拭きを用意したりすることで触ることができ,新たに成長した一面を見ることができました。糊を付けて貼っての過程を,みんな集中し長時間着座して取り組むことができました。完成に近づくにつれ「できたぁ。」,「見て見て。」と,先生やお友達に話しかけ見せ合う姿が印象的でした。

 

最後に,作品と一緒に写真撮影を行い,それぞれ個性あふれる作品が出来上がました。ハロウィンかぼちゃに帽子を被せると,より一層かわいらしい作品が出来上がり,活動後もじっと見続けたり「あれ○○くんの。」と自分の作品をお友達に教えたりと達成感に満ちた子どもたちでした。今回は指先を意識してちぎり絵を行いましたが,何かを作り楽しく活動に参加できる療育を今後も工夫し,発達段階に適した支援を取り入れていきます。

 

(地久里)

    

 

 

 

 

放課後デイ 季節体験(コスモス観賞)

朝晩がぐっと冷え込むようになりました。ススキやキンモクセイが美しく咲き,秋の到来を感じる今日この頃です。めばえでは,秋を味わう行事として,都市農業センターにコスモス観賞に出かけました。

事前の学習では,散策するルートや,一緒に歩く友達や支援者を確認します。「一緒に行こうね。」,「楽しみだね。」と嬉しそうに話をしていて,コスモス観賞が待ちきれない様子です。昼食を食べてバスに乗り,いざ出発です。

満開のコスモスが利用者のみなさんを迎えてくれました。車窓から見えるピンク色のじゅうたんを前に「わあ,綺麗だね。」,「お花がいっぱい。」と自然と笑顔がこぼれます。園内をゆっくりと散策し,お花を見たり友達と語り合ったりと,穏やかな時間を過ごすことができました。「あっちに動物がいるみたい。」と何かを見つけた利用者さん。園内にいるモルモットやヤギも観察し,充実した時間を過ごすことができました。

「またお出かけしようね。」,「今度はどこに行くの?」と早くも待ちきれない様子の利用者さんたち。次も楽しくお出かけして,思い出を作っていきましょう。(渡邉)

 

誕生会

誕生会

めばえでは,誕生月のお友達をみんなでお祝いする経験と,みんなからお祝いされる経験ができるように,毎月お誕生会を開いています。9月は4人のお友達をお祝いし,ご家族にも来ていただきました。お誕生会では,毎回職員が出し物を披露するといったお楽しみの時間があります。今回は,様々な楽器を使って演奏し,何の曲かを当てる音楽クイズをしました。

音楽が流れると…自然と口ずさんだり,手を叩いたりと一緒にリズムにのりながら答える子ども達でした。そして最後に,みんなの大好きな歌を職員がトロンボーンとフルートで演奏しました。普段聞き慣れない音にびっくりする子ども達でしたが,すぐに音楽に合わせて歌を歌ったり,踊ったり,とても楽しそうでした。お楽しみが終わった後,誕生日のお友達はプレゼントでお誕生カードをみんなの前でもらいました。

少し恥ずかしそうにしながらも嬉しそうに受け取る姿が可愛らしかったです。また,お母さんや職員からお祝いのメッセージをもらい,とても嬉しそうでした。

そして,誕生会がある日のおやつは,みんなが楽しみにしている苺のロールケーキです。

おやつの時にもう一度お祝いの歌を歌い,みんなで食べます。一緒に食べるケーキは,より一層美味しく,素敵な笑顔を見せる子ども達でした。これからも,子ども達のお誕生日をみんなでお祝いし,嬉しい気持ち,相手を祝福する気持ちなどたくさんのことを経験して成長することを願っています。(二見)

ペアレント・プログラム

8~9月にかけて,ペアレント・プログラム(全6回)が行われました。今回は,7人の保護者の方にご参加いただきました。ペアレント・プログラムとは,お子さんの個性に合った育て方を知り,子育てを楽しむための「子育て応援プログラム」です。子どもさんのできるところを見つけて,ほめるコツを学びます。

 

同じ悩みを持つ保護者が体験を共有することで,自分自身の考え方や行動の理解も深まり,これからの子育てのパワーになっていきます。私たちにとっても,保護者の皆様と一緒に子育てについて考え,学ぶ貴重な機会となりました。

 

 

 

 

 

 

 

参加された保護者からは,「あっという間で楽しかったです。」,「今できていことを一つでも多くほめたいです。」等の感想をいただきました。お忙しい中,参加してくださった保護者の皆様,ありがとうございました。

そら 輪投げ

今回そらグループでは,対象の物を認識したり複数の動作を連動させたりすることを目的として輪投げを行いました。まずは,フラフープを両手で持って青色のマットの上に乗るように投げました。

フラフープを見せ「何の形?」と尋ねると「まる!」と子どもたち。形の認識は確実にできている様子です。ガムテープを目印に立ち,職員とフープを両手で下から握って腕を開き,元気に「そーれ!」と投げる子どもたち。

背丈の半分以上のフープを横向きに保持するだけでも大変ですが,見事にマットに着地させることができました。次に,ペットボトルを的にフープを投げました。ペットボトルは空なので少し当たると倒れてしまいます。投げ方を確認しながら近くにある的で数回練習し,成功すると少しペットボトルを離して挑戦です。練習でコツをつかんだのか,離れたペットボトルでも力を加減し的にフープを掛けることができました。

最後は,新聞紙で作った小さい輪を机の上の的に掛かるように投げました。

お手本は片手でしたが,両手で投げる子や片手を机について慎重に掛ける子など,それぞれに的に掛けようとする意識が感じられました。職員と一緒に輪を握って「えい!」,「あ!できた!」と職員とタッチで喜ぶ子供たちでした。

今回の輪投げでは,目印から前に出ない,輪を下から握る,腕を開いて輪を持つ,的を確認する,輪を押し出す,手を離す,とたくさんの動作を使いました。的に集中し前に出てしまう子や足に集中し投げる力が弱くなる子もいましたが,「~しながら○○する。」といった異なる動作が一緒にできるようになると,食器の乗ったお盆を安定して運べたり三輪車に乗れたりなど,できることの幅が広がっていきます。

これからも輪投げだけでなく物を持っての平均台やボールあそびなどを通して「~しながら○○する。」動作の経験ができる活動を行っていきます。(綾織)

放課後デイ 磁石あそび

本日の磁石あそびでは,磁石が様々な物に付く感覚を味わい,磁石を使ったあそびを楽しむことを目的に行いました。磁石あそびは,平面な物から立体的な物を作る際,創意工夫をするため想像力が養われます。また,パーツをくっつけたり,離したり,つまんだりと様々な場面で指先を使い,遊んでいるうちに自然と手先の器用さが鍛えられます。

今回は,強力な磁石を使って様々な物を磁石に付けたり,砂鉄,魚釣り,磁石ブロック等,様々な磁石を使ったりするあそびを楽しみました。始めは「磁石のあそびって何だろう。」と考えているような表情でしたが,支援者がクリップやモールをくっつける様子を示すと自ら椅子に座り,磁石に付くクリップやモールを付けたり外したりしながら夢中になって活動に取り組んでいました。魚釣りでは,釣りたい魚めがけて上手に腕や指先を使って磁石を近付けることで,たくさんの魚を釣ることができました。魚がたくさん釣れると,「先生,たくさん釣れました。」と満面の笑みで伝えていました。

また,砂鉄や磁石ブロックでも創意工夫を行い,子どもたち自身で様々な形を作って時間いっぱい活動に取り組む姿が見られました。これからも子どもたちが夢中になって取り組み,成長に繋がる活動をたくさん考えていきます。

そら 風船あそび

3色の風船を使い,色分けゲームをしました。まず,色の違いを確認するまえに1つずつ「これは何色かな?」と尋ねると,「ピンク!」「水色!」と自信を持って答えることができ,ゲームが待ちきれない程でした。始める前に「この袋はピンクだよ。」,「どこに風船が落ちているかな。」と伝えながら職員が手本を見せることで,同じ色を集めることや全ての風船を入れることが理解しやすくなります。

今回は,お友達と一緒に遊ぶ楽しさも感じられるように2人1組となって取り組みました。お友達の名前を知ったりハイタッチでふれあったりすることで自然と相手への意識がめばえます。「よーい,スタート。」の合図で,風船めがけて進み,色を確認します。風船は,とても軽いため,走って近付くと風が起きて遠くに飛んでしまったり,思わず手から滑り落ちてしまったりするため“そっと動くこと”,“持つ力を調整すること”が必要です。遊ぶ中で自然に気付くことができ,一旦立ち止まったり,前かがみになりながら両手でそっと持ち上げたりと工夫することができました。風船の色分けは,違う色の袋に入れる姿もありましたが,職員と一緒に異なる2色の風船を並べて確認すると,違うことに気付き,どの袋に入れるのか自分たちで探していました。

椅子に座って順番を待つ子どもたちからは,「がんばれー!」と応援する声があがり,お友達を意識することができました。お友達と関わる姿が増えてきたそらグループの子どもたち。それぞれの小さな成長に日々,立ち会うことができることは,私たちにとって大きな喜びです。気持ちを伝えることが難しいときもありますが,自分の気持ちに気付いたり伝える手段を知ったりする大切な場面であるため,1つずつ丁寧にやり取りしていきたいと思います。

肌寒く感じる時期を迎え,体調を崩しやすくなります。インフルエンザなど感染症流行の兆しも見えるため,たっぷり遊んだあとは,栄養,睡眠の充足も心掛けたいですね。(春田)

にじ すごろく

9月19日,にじグループでは“すごろく”に取り組みました。サイコロを振って出た数分のマスを進む通常のルールに加えて,止まったマスのお題に挑戦するルールを組み合わせて行いました。教室に“すたーと”から“ごーる”まで並べられたマスを見て「これ,知っているよ。」,「すごろくだよね。」と,今から始まるすごろくにワクワク感が溢れる様子がみられました。

 

さっそくすごろくに取り組み,サイコロを振って出た数を確認すると「1だった。」,「3だ!」と,元気よく出た数字を教えてくれました。次に,出た数分のマスを進み,止まった場所のお題を確認します。今回のお題では,見る力や自己表現の力,状況を判断する力を養うことができるように“まちがいさがし”や“自己紹介”,“イラストクイズ”などの課題を設定しました。

止まったマスのお題を見ると,声に出して読んだり1人では難しい問題には友達と考えたりしながら,1つ1つの課題を一生懸命にクリアしていく姿がみられました。また,クリアしたお題のマスを裏返すことでマスの色が,水色から黄色に変わります。全員がゴールした後,辿ってきたマスを見ると,たくさんのマスが黄色になっていることに気付き「黄色がたくさんあるね。」,「これ全部クリアしたの?」と嬉しそうな表情がみられました。自分で頑張ってきたことが,目で見て分かると達成感を感じたり自信や意欲にも繋がったりします。今後も,子どもたちとたくさんの遊びを通して“楽しい”や“難しい”といった色々な感情を共有しながら,共に成長していくことができるような遊びを考えていきます。(網谷)

放デイ バランス

体幹バランスを整えることで,運動能力の向上や一定の姿勢を維持しようとする働きに繋がります。今回は,巧技台や竹ぽっくりを使用して身体全体の使い方を確認することができました。最初の巧技台では,一人ずつはしごやビームの上を両手でバランスを図りながら取り組みました。「これくらい簡単。」とスイスイと進んだり「難しいな。」と職員と手を繋ぎながらゆっくりと進んだりするなど,様々な反応がみられました。次はお盆にボールを乗せ,同じコースに挑戦しました。ボールを落とさないように慎重に歩きながら,「さっきより難しい。」と最初の時とは全く違う反応がみられました。

竹ぽっくりでは,足裏の刺激や手足の協調性を養うことができます。初めて挑戦する子どももいましたが,手本を見せると意欲的に挑戦する様子がみられました。手と足を上手く連動させないと前に進むことは難しいですが,慣れてくるとスムーズに動くことができていました。今後も体幹を意識した活動を行い,運動面以外にも学習面の意欲や自己抑制力の向上に繋がるように支援していきます。(石坂)