にじ  水あそび(金魚すくい)

暑い日が続く中、今年初めての水遊びを行いました。今回は水に触れることで季節を感じ、友達と道具を共有することをねらいに、金魚すくいの活動に取り組みました。

まずは、ルールや道具の使い方を確認すると、子どもたちからは「したことあるよ。」、「できるよ。」とたくさんの言葉が出てきました。支援者が金魚すくいの見本を提示すると、「早くしたい。」とウキウキした言葉が聞こえてきました。道具の使い方以外にも水あそびに参加する際の約束事も確認しました。テラスは歩く、水をかけてほしくない時は「しないで。」と伝えるなど友達と関わる上での約束事も意識して参加することができました。

次に、グループ対抗で金魚すくいに取り組みました。時間内にたくさんの金魚やあひるを掬い、数で勝敗を決めます。順番を話し合いするよう伝えると「何番がいい?」「僕は1番。」と友達に尋ねたり伝えたりとそれぞれです。じゃんけんで決める子もいましたが、スムーズに順番が決まり、金魚すくいゲームの始まりです。

「〇〇くん頑張れ。」とグループの友達を応援したり「たくさん取るぞ。」と意気込んだり、たくさん掬うため慎重にポイを扱ったりとたくさんの子どもの姿を見ることができました。20秒、40秒と時間を徐々に伸ばしながら取り組みましたが、タイマーが鳴るとポイを定位置に置き、数を数えることを待つ姿もみられ、メリハリのある動きも意識することができました。

最後まで約束を守りながら活動に参加することができ,水あそびを通して季節感を味わったり道具の使い方を覚え,物を共有したりなど様々な経験を重ねることができました。8月も水あそびを予定しています。熱中症に気を付けながら様々な活動を提供していきたいと思います。(竹之下)

そら 施設外活動(買い物体験)

本日は、お金と品物の交換と商品の売り買いをし、お店のルールなどを体験することで社会生活の基礎を学ぶことをねらいとして、近くのコンビニエンスストアへ買い物体験を行いました。バスに乗り込むと、子どもたちは大喜びで、車内の中から見える景色を楽しみながら「信号赤は止まれ。青になったね。」と会話を楽しみながら行きました。

お店に到着し一目散に駄菓子コーナーに行きどれにしようかな?と品定めをしながら「これ。」と指差して伝える子ども達や嬉しそうに買い物かごに入れる様子がありました。

レジまで自分でおかしを持って行き店員さんとのお金の受け取りも挑戦しました。レシートやお釣りを受け取り最後に「ありがとうございました。」や頭を下げたりして、お礼を伝える姿もみられました。車内に戻ってきてから皆でおやつを食べました。自分で買ったおやつはとっても美味しいかったようで、皆とても笑顔で食べたりお菓子を見せたりしてくれました。

 

 

 

 

 

 

ほし クッキング(かき氷)

今回、季節の食べ物をお友達と料理することを通して、食べる楽しさを経験することをねらいに、かき氷作りをおやつの時間に行いました。

最初にかき氷のイメージが沸くよう、イラストを提示しながら作り方を説明しました。かき氷のイラストを見せると子ども達から「いちごがいい。」や「青がいい。」等と発言があり、やる気満々な姿を見せてくれました。トッピングのみかんの缶詰や練乳は、経験したことのない子ども達のために説明を工夫しました。理解の手助けになるよう、みかんの全体像・半切り・粒状のみかんが同時に載った缶詰のイラストを使用したり、牛の載った練乳をトロトロと掛けるイラストを使いながら味の説明をしたりしました。

 

次に、かき氷作りです。今回は電動のかき氷機を使いました。大きな氷の塊が細かくなっていく変化を視覚だけでなく感覚からも味わえるよう、支援者と一緒にかき氷機の上から押さえ振動を感じました。トッピングでは、自分のペースで盛り付けができるよう、一人分ずつ小皿に分けて提供しました。お友達の様子を見たり、自分なりに考えたりしながら盛り付け、それぞれオリジナルのかき氷を完成させました。

そしていよいよ試食です。食べたい気持ちを我慢して、お友だちの完成を待ってくれる子ども達。みんなで一緒にいただきますができました。自分で作ったかき氷は格別だったようで「美味しいね。」や「冷たーい。」等とやりとりしながら嬉しそうに食べていました。

今後もお友達と楽しい経験を共有しながらより良い関係づくりに繋げたり、様々なことに挑戦しながら興味の幅が広がるよう支援したりしていきたいと思います。

(西)

令和7年度ペアレント・プログラムの実施について

さて,9月より【令和7年度ペアレント・プログラム】の実施を予定しております。

このプログラムは、日頃の子どもさんの関わりでちょっとした困り事や、子育ての悩みを参加者同士で共有したり、子どもの見方を変えて、その子に合った子育てのヒントを得ることで楽しい子育てができるように支援する「子育て応援プログラム」になります。

めばえでの実施は今回で7回目となり、例年多くのご参加をいただいております。

今年度も一般の方の参加を広く受け付けておりますので、詳細につきましては、下記案内をご覧下さい。

令和7年度ペアレント・プログラム参加者募集について

【参加のご応募について】

上記案内に記載のQRコード・または下記▼からインターネットでのお申し込みが可能です。

令和7年度 ペアレント・プログラム申し込みフォーム

その他、お電話等でも申し込み可能ですのでご都合のよろしい方法でお申し込みください。

今月末締切となります。参加枠にまだ空きがありますのでお申込みお待ちしております。

(※先着で定員に達し次第募集終了となりますのでご了承ください)

合同避難訓練

7月6日に併設する2施設と合同で避難訓練を行いました。

今回は、めばえの厨房からの出火を想定し、全クラス駐車場に避難を行いました。

火災の際の避難方法を事前に確認することで、落ち着いて取り組むことができ、口をおさえて避難をしたり列に並んで行動したりすることができました。

避難後は、全体で振り返りを行い「おかしもち」の約束事を確認しました。松元分遣隊の方々にもお話をしていただき、子どもたちも熱心に話を聞くことができていました。

最後に、消防車の見学をしたりホース等を実際に触らせて頂いたりして貴重な体験をすることができました。

めばえでは、毎月避難訓練を行っています。今後も防災の意識を高められるように、子どもたちにも分かりやすいような方法を工夫しながら、災害時の避難方法や防災について伝えていきたいと思います。

(藤谷)

6月 親子療育

今年度初めての親子療育を開催しました。今年度はクラス間の交流を目的に3クラス合同で親子療育を行うこととなりました。6月の親子療育では親子で身体を動かしながら親子のふれあいに繋がるように運動あそびを行いました。種目は借り物競走と玉入れです!借り物競争では各クラスでお題を出しながら取り組みました!お子さんがソリに乗り、保護者の方にソリを引いてもらいました。ソリで向かった先には借り物のお題があり、内容に沿って協力して物を選んでいきました。

玉入れでは、クラス混合紅白合戦です!籠を目掛けて一生懸命玉を入れる子ども達。でも、なかなか上手く入らない子どもさんもいました。今回は抱っこタイムを取り入れ、保護者の方に抱っこしてもらい籠に玉を入れていきます。抱っこタイムが始まると更にやる気がみなぎっていました!保護者の方もソリを引っ張ったり抱っこしたりすることでお子さんの成長を感じたのではないでしょうか。

今年度は、夏祭りやクリスマス会等ご家族で楽しめる親子療育を予定しております。子ども達と一緒にぜひご参加いただき、日頃の子どもたちやめばえの様子を一緒に感じていただけたらと思います。

ほし 神経衰弱

今回は、記憶力を高めたり、ルールを理解しながら参加することを目的に神経衰弱に取り組みました。
パネルを使用し、人気のキャラクターや動物のイラストを提示し絵の確認を行いました。支援者が「この絵は何?」と問い掛けると「あ!スカイだ」や「うさぎさん」等と名称をしっかりと答えることができました。支援者が実演をしながらルールの説明をしました。
並べたパネルの絵を記憶できるように覚える時間を設定しました。その後裏返しにしてパネルを1枚めくり「同じ絵はどこだったか覚えているかな?」と問い掛けると「ここだよ!」等としっかり記憶をした場所を教えてくれました。
今回は子どもの発達段階に応じて並べる枚数や支援者の援助量を調整しながら行いました。1人でパネルをめくりながら絵柄を合わせることが難しいお子さんには支援者が提示した絵柄を2択から「どっちの絵と同じかな?」と尋ねることで絵と絵を注視して選ぶことができました。
それぞれの段階に合わせて行うことで一人一人「できた!」を実感することができ、2枚のパネルが揃うと「やったー!すごいでしょ。」とどんどん自信が生まれてくる様子がありました!
今後も子どもの様子に合わせて記憶力を高められるあそびを提供していきたいと思います。

放デイ 交流活動

6月14日(土)に鹿児島大学の「児童心理研究会(通称:ちゃいころ)」と鹿児島純心女子大学の「ちゃみりぃ」に所属する大学生の皆さんと交流活動を行いました。

大学生の皆さんと互いに自己紹介を行い、活動のパネルめくりに挑戦しました。チームに分かれて一生懸命パネルを自分の色にひっくり返し、身体を動かしました。勝ち負けが分かると悔しい気持ちが溢れてしまう場面もありましたが「もう1回!」と再度取り組む姿も見られました。

少し休憩を挟んでの自由あそびでは、学生さんと一緒に取り組みたい遊びに取り組む中で、始めは緊張している表情も徐々に打ち解けて笑顔でトランポリンに取り組んだり、塗り絵をしたりして、一緒に遊ぶことができました。

短い時間ではありましたが、貴重な体験そして楽しい思い出を作ることができました。

児童心理研究会とちゃみりぃの皆さん、ありがとうございました。 (久木崎)

   

にじ 絵の具あそび

今回は,指や手のひらを使うことで五感を刺激することや色に親しむことをねらいに絵の具あそびに取り組みました。

はじめに、色に親しむことができるよう、色と名称のマッチングをしたり「赤と青を混ぜたら何色になるかな?」等のクイズを行ったりしました。

次に、デカルコマニーの活動を行いました。デカルコマニーとは、絵の具を紙で挟み込んで転写し、絵の具が混ざり合った模様を作り出す技法です。絵の具の固さや色味によって、様々な混ざり具合を楽しむことができます。自由に色を付けた後、少しの水を含んだストローで色を広げ色の重なりを楽しみました。一斉に紙を広げ模様ができると「わ~凄い!」「模様ができたね!」と嬉しそうな声が聞かれました。お友達との交流に繋がるように、お互いの作品を見せ合うよう促すと「○○くんの模様いいね!」等、お互いの作品を認め合うことができました。

最後に、全員で1つの作品を作り上げる達成感を味わえるよう、にじ組にちなみ、虹の手形アートに取り組みました。支援者が「色の決め方はじゃんけんにする?くじ引きにする?」と尋ねると、くじ引きで決めることになりました。希望の色が重なった際には、自分からお友達に譲ってくれたり譲ってくれたことに対してきちんとお礼を伝えたりする姿がみられ、とても成長を感じました。ペアで塗る際には、塗る範囲や順番を決めるように促すと「僕がこっちから塗るから○○くんはあっちから塗ってね。」等と言葉でやり取りをしながら決めることができていました。手のひらに筆で絵の具を広げると「冷たい!」「くすぐったい!」と教えてくれました。完成した虹の手形アートを掲示すると、子どもたちの満面の笑みがみられ、拍手をすることでお互いに頑張りをたたえ合うことができました。

言葉でのやり取りを日々練習しているにじ組さん。最近は、お互いの得意なこと(虫捕りや塗り絵等)に気付き、認め合ったり協力したりと子ども同士の関わりが増えてきました。今後も、様々な活動やあそびを通して、子ども同士の関わりやより良い関係作りに繋げていきます。

(藤谷)

放デイ:制作

6月の制作活動では、制作を通して季節感を知る、道具や指先の使い方を知ることをねらいとし、紫陽花、傘、てるてる坊主の制作を行いました。

紫陽花の制作の際は、花をシールで表現するか折り紙で表現するかを子どもたちに選んでもらうと言葉や指差しで使いたい道具を教えてくれました。完成すると作品をお互いで見せながら褒め合う姿が見られました。

 

 

傘の制作の際は、1つの作品をみんなで協力しながら作り上げました。貼り絵で傘を制作し、折り紙を千切ったり、貼ったりしながら「ここにも貼ってみよう。」「のりをちょうだい。」とコミュニケーションを取り合う姿が見られました。

 

てるてる坊主は余暇時間に子どもたちが自主的に制作を楽しむ姿が見られました。作り方を教え合いながら取り組み、それぞれ素敵なてるてる坊主を作り上げていました。

制作した作品を部屋に飾ると「可愛い。」「これ私が作った。」と喜んでいました。

まだまだジメジメとした日が続きますが、活動や遊びの中で季節を楽しむことができるよう取り組んでいきたいと思います。(鳥越)