令和7年度ペアレント・プログラムの実施について

さて,9月より【令和7年度ペアレント・プログラム】の実施を予定しております。

このプログラムは、日頃の子どもさんの関わりでちょっとした困り事や、子育ての悩みを参加者同士で共有したり、子どもの見方を変えて、その子に合った子育てのヒントを得ることで楽しい子育てができるように支援する「子育て応援プログラム」になります。

めばえでの実施は今回で7回目となり、例年多くのご参加をいただいております。

今年度も一般の方の参加を広く受け付けておりますので、詳細につきましては、下記案内をご覧下さい。

令和7年度ペアレント・プログラム参加者募集について

【参加のご応募について】

上記案内に記載のQRコード・または下記▼からインターネットでのお申し込みが可能です。

令和7年度 ペアレント・プログラム申し込みフォーム

その他、お電話等でも申し込み可能ですのでご都合のよろしい方法でお申し込みください。

今月末締切となります。参加枠にまだ空きがありますのでお申込みお待ちしております。

(※先着で定員に達し次第募集終了となりますのでご了承ください)

6月 親子療育

今年度初めての親子療育を開催しました。今年度はクラス間の交流を目的に3クラス合同で親子療育を行うこととなりました。6月の親子療育では親子で身体を動かしながら親子のふれあいに繋がるように運動あそびを行いました。種目は借り物競走と玉入れです!借り物競争では各クラスでお題を出しながら取り組みました!お子さんがソリに乗り、保護者の方にソリを引いてもらいました。ソリで向かった先には借り物のお題があり、内容に沿って協力して物を選んでいきました。

玉入れでは、クラス混合紅白合戦です!籠を目掛けて一生懸命玉を入れる子ども達。でも、なかなか上手く入らない子どもさんもいました。今回は抱っこタイムを取り入れ、保護者の方に抱っこしてもらい籠に玉を入れていきます。抱っこタイムが始まると更にやる気がみなぎっていました!保護者の方もソリを引っ張ったり抱っこしたりすることでお子さんの成長を感じたのではないでしょうか。

今年度は、夏祭りやクリスマス会等ご家族で楽しめる親子療育を予定しております。子ども達と一緒にぜひご参加いただき、日頃の子どもたちやめばえの様子を一緒に感じていただけたらと思います。

ほし 神経衰弱

今回は、記憶力を高めたり、ルールを理解しながら参加することを目的に神経衰弱に取り組みました。
パネルを使用し、人気のキャラクターや動物のイラストを提示し絵の確認を行いました。支援者が「この絵は何?」と問い掛けると「あ!スカイだ」や「うさぎさん」等と名称をしっかりと答えることができました。支援者が実演をしながらルールの説明をしました。
並べたパネルの絵を記憶できるように覚える時間を設定しました。その後裏返しにしてパネルを1枚めくり「同じ絵はどこだったか覚えているかな?」と問い掛けると「ここだよ!」等としっかり記憶をした場所を教えてくれました。
今回は子どもの発達段階に応じて並べる枚数や支援者の援助量を調整しながら行いました。1人でパネルをめくりながら絵柄を合わせることが難しいお子さんには支援者が提示した絵柄を2択から「どっちの絵と同じかな?」と尋ねることで絵と絵を注視して選ぶことができました。
それぞれの段階に合わせて行うことで一人一人「できた!」を実感することができ、2枚のパネルが揃うと「やったー!すごいでしょ。」とどんどん自信が生まれてくる様子がありました!
今後も子どもの様子に合わせて記憶力を高められるあそびを提供していきたいと思います。

放デイ 交流活動

6月14日(土)に鹿児島大学の「児童心理研究会(通称:ちゃいころ)」と鹿児島純心女子大学の「ちゃみりぃ」に所属する大学生の皆さんと交流活動を行いました。

大学生の皆さんと互いに自己紹介を行い、活動のパネルめくりに挑戦しました。チームに分かれて一生懸命パネルを自分の色にひっくり返し、身体を動かしました。勝ち負けが分かると悔しい気持ちが溢れてしまう場面もありましたが「もう1回!」と再度取り組む姿も見られました。

少し休憩を挟んでの自由あそびでは、学生さんと一緒に取り組みたい遊びに取り組む中で、始めは緊張している表情も徐々に打ち解けて笑顔でトランポリンに取り組んだり、塗り絵をしたりして、一緒に遊ぶことができました。

短い時間ではありましたが、貴重な体験そして楽しい思い出を作ることができました。

児童心理研究会とちゃみりぃの皆さん、ありがとうございました。 (久木崎)

   

にじ 絵の具あそび

今回は,指や手のひらを使うことで五感を刺激することや色に親しむことをねらいに絵の具あそびに取り組みました。

はじめに、色に親しむことができるよう、色と名称のマッチングをしたり「赤と青を混ぜたら何色になるかな?」等のクイズを行ったりしました。

次に、デカルコマニーの活動を行いました。デカルコマニーとは、絵の具を紙で挟み込んで転写し、絵の具が混ざり合った模様を作り出す技法です。絵の具の固さや色味によって、様々な混ざり具合を楽しむことができます。自由に色を付けた後、少しの水を含んだストローで色を広げ色の重なりを楽しみました。一斉に紙を広げ模様ができると「わ~凄い!」「模様ができたね!」と嬉しそうな声が聞かれました。お友達との交流に繋がるように、お互いの作品を見せ合うよう促すと「○○くんの模様いいね!」等、お互いの作品を認め合うことができました。

最後に、全員で1つの作品を作り上げる達成感を味わえるよう、にじ組にちなみ、虹の手形アートに取り組みました。支援者が「色の決め方はじゃんけんにする?くじ引きにする?」と尋ねると、くじ引きで決めることになりました。希望の色が重なった際には、自分からお友達に譲ってくれたり譲ってくれたことに対してきちんとお礼を伝えたりする姿がみられ、とても成長を感じました。ペアで塗る際には、塗る範囲や順番を決めるように促すと「僕がこっちから塗るから○○くんはあっちから塗ってね。」等と言葉でやり取りをしながら決めることができていました。手のひらに筆で絵の具を広げると「冷たい!」「くすぐったい!」と教えてくれました。完成した虹の手形アートを掲示すると、子どもたちの満面の笑みがみられ、拍手をすることでお互いに頑張りをたたえ合うことができました。

言葉でのやり取りを日々練習しているにじ組さん。最近は、お互いの得意なこと(虫捕りや塗り絵等)に気付き、認め合ったり協力したりと子ども同士の関わりが増えてきました。今後も、様々な活動やあそびを通して、子ども同士の関わりやより良い関係作りに繋げていきます。

(藤谷)

放デイ:制作

6月の制作活動では、制作を通して季節感を知る、道具や指先の使い方を知ることをねらいとし、紫陽花、傘、てるてる坊主の制作を行いました。

紫陽花の制作の際は、花をシールで表現するか折り紙で表現するかを子どもたちに選んでもらうと言葉や指差しで使いたい道具を教えてくれました。完成すると作品をお互いで見せながら褒め合う姿が見られました。

 

 

傘の制作の際は、1つの作品をみんなで協力しながら作り上げました。貼り絵で傘を制作し、折り紙を千切ったり、貼ったりしながら「ここにも貼ってみよう。」「のりをちょうだい。」とコミュニケーションを取り合う姿が見られました。

 

てるてる坊主は余暇時間に子どもたちが自主的に制作を楽しむ姿が見られました。作り方を教え合いながら取り組み、それぞれ素敵なてるてる坊主を作り上げていました。

制作した作品を部屋に飾ると「可愛い。」「これ私が作った。」と喜んでいました。

まだまだジメジメとした日が続きますが、活動や遊びの中で季節を楽しむことができるよう取り組んでいきたいと思います。(鳥越)

そら 氷あそび

本日の活動では、氷の冷たい感触を確かめながら、氷で様々なあそびの展開を楽しむことをねらいに氷あそびをしました。まずは、牛乳パックに水と玩具を入れて凍らせた大きな氷をみんなで玩具を取り出すあそびをしました。氷の中に組み込まれている玩具をみんなで興味深々に見たり触ったりして感触を楽しみながら取り出そうとしていました。冷たい感覚が苦手な子どもさんの興味のある玩具を入れたことで少しだけ触ることができました!また、氷に組み込まれているアヒルの玩具をみて「助けて~。」と言って助け出そうと頑張って溶かす様子もあり微笑ましかったです。

次の展開として、色水を凍らせて氷のクレヨンを使ってお絵描きをしました。製氷機に入っているカラフルな氷を見て目をキラキラさせながらすぐに手を伸ばす子どもたち。

画用紙に色付きの氷を擦り付けるとクレヨンのように色が付きみんな無我夢中でお絵描きをしていました。他には氷の感触が苦手な子どもさんもいることと、持ちやすいようにストローを刺した氷にして提供するとストロー部分を持ちながら不思議そうに観察したり手に色を付けてみたりしていました。

今回は氷に興味をもったり触ることに挑戦したりできるように玩具を取り出すあそびとお絵描きの2つのあそびを展開しました。これからも様々な素材や物に挑戦して触れたり興味に繋げたりできるように遊び方や提供の仕方を工夫しながらあそびの幅をひろげていきたいです。(箱丸)

 

にじ 生活体験(手洗い)

梅雨のジメジメした気候が続くこの季節。生活体験で手洗いの活動を行いました。

今回は他のクラスの子どもたちも一緒に参加しました。

初めに、看護師による紙芝居で手洗いの大切さを皆で考えました。

「手洗いって何で必要なのかなぁ?」という問いかけに対して「汚いから。」「ばい菌も食べちゃうから。」「べたべたするのが嫌だから。」

等様々な答えが飛び交いました。

手洗いの実践では、ブラックライトを使用しました。手洗い前に特殊なジェルを塗って一度ライトに当てて手指の汚れを確認します。

子どもたちも興味津々に自分の手を覗き込んでいました。

     

その後手洗いへ行き普段の手洗いを行います。洗い終わってからもう一度ライトの中に手を入れて洗い残しがないか確認しました。

洗ったつもりでも、爪先や指と指の間に汚れが残っており驚きながら見つめていました。

↓ 手洗い後の手です。※白く光っている部分が洗い残りの汚れ

       

その日の給食やおやつ前の手洗いでは、いつも以上に入念に手洗いをする子どもたちの姿がありました。

今後も、このような活動を通して手洗いの大切さを伝え、病気の予防に繋がる学びを提供していきたいと思います。

(  川﨑 )

 

避難訓練

緊急時に、落ち着いて職員と避難行動をとり、避難場所へ向かうことができることを狙いに、地震発生を伴う、火災を想定をした避難訓練を実施しました。

地震発生時は、自ら頭を守るような動きをする子どもたちがいるなど、普段からの訓練の成果が見られる場面もありました。

避難場所に向かう際には、不安そうな表情を浮かべる子どもたちがいたが、職員や子ども同士で手を繋いで避難することができていました。

避難場所についてからは、職員や施設長の話を聞いて、振り返りしたり避難時の約束事を確認したりすることができました。

今後も、風水害や行方不明者、不審者対応など様々な場面を想定した避難訓練を実施ししていきたいと思います。

そら 園外体験

今回は公共の場での過ごし方や遊具の遊び方を知ることをねらいに2日に分かれて地域の公園にバスでいきました。

バスの中では活動の流れや行先を伝えると、わくわくしていたりバスに初めて乗る子どもさんはドキドキしていたりと色々な姿をみることができました。ドキドキしていたお子さんもすぐにバスに慣れ、到着するころにはみんなが笑顔でバスを降りることができました。

公園の近くのコンビニの駐車場にバスを停め、一人ひとり手を繋ぎ公園まで向かいました。全員がしっかり手を繋いで公園まで歩くことができました。

そして、公園に着くと各々楽しんでいる様子が窺えました。初めての場所で少し戸惑いがみられたお子さんには丁寧に関わり落ち着くまで一緒に過ごすことで、最後には滑り台を滑ることができました。また、ほかにもスプリング遊具やタイヤなどの遊具がありましたが、遊び方が分からないお子さんには支援者が実際に手本を提示するなどして、遊び方を確認し、最後には自ら乗って遊ぶ姿を見ることができました。

遊具以外にも虫捕りをしたり砂に絵を描いたり水分補給をしながら30分程公園で過ごし、たくさんの遊びをすることができました。

今後も、めばえ内ではできない様々な園外体験を計画できるように努めていき、子どもたちの沢山の刺激や成長に繋げていきます。

(橋口)