音楽療法(児発):音楽に合わせて楽しく身体を動かしたり楽器を鳴らしたりする。

月に2回,外部講師を招いて音楽療法を実施しています。音楽療法が大好きな子ども達,朝から楽しみにしている様子でした。
まずは先生のピアノに合わせてお返事をします。「はーい!」と大きな声で返事をしながらタンバリンを叩くことができました。

  

楽器演奏では「ジングルベル」のうたに合わせて鈴を演奏しました。先生のお手本を見ながら,鈴を持つ手を優しく叩いて揺らすことができました。回数を重ねる毎に楽器の使い方が上手になってきています。

リズムムーブメントでは音楽に合わせて動物の真似っこをしたり,先生やお友達とのハイタッチをしたり,ふれあいながら身体を動かしました。

  

「赤鼻のトナカイ」のうたに合わせてダンスをして,最後はみんなでポーズ!格好良く決まりました!

  

最後はエナジーチャイムで終わりの挨拶をします。真剣な表情の子ども達,強く叩きすぎないようにそーっと優しく鳴らすことができました。

  

 

音楽療法では楽器を使う順番や約束事の理解といった認知面の学習,ふれあいあそびや歌あそびを通じて社会性や「歌う」「聴く」といった言語面の発達を促す等,活動によってさまざまなねらいがあります。また手あそびやリズムムーブメントは運動面の課題を知る手がかりにもなります。
音楽療法でしか見ることのできない表情や動きから子ども達の実態を把握し,日頃の療育活動の充実に繋げていきたいと思います。